どうも、塚田です。
今回は、サポートレジスタンス突破の判断についてお話します。
サポートレジスタンスの考え方としては、サポレジを抜けなければ反転の可能性が高いと考えて、逆に突破していけば、抜けていった方向についていくことになりますね。
ですが、このサポートレジスタンスの判断で、「サポレジを抜けたのかどうかが分らない」と迷っている人も多いでしょう。
「ラインを何pips抜ければ、抜けたと判断して良いのでしょうか?」
「終値で何本確定すれば、抜けたと判断して良いでしょうか?」
このような質問も良くいただきます。
このように相場の動きを全て定義にしたい気持ちも分ります。
しかし、相場は毎回キッチリ動くものではありません。
相場の性質として、サポートレジスタンスの付近では頻繁に騙し合い起こるので、ラインでピッタリ止まることなんて、そうそう無いんですよね。
毎回キッチリ止まることはありませんので、常に余裕を持って考えることが大切です。
具体的には、サポートレジスタンスを、線ではなくゾーンとして考えることが大切です。
線でピンポイントに考えるよりも、ゾーンとして厚みを持って考えます。
この場合であれば、複数の抵抗体が密集しているこの一帯を、「レジスタンスのゾーン」として考えることですね。
性格的に、キッチリしている人ほど、このアバウトさを持つことが難しいんですが、余裕を持って考えることが出来ないと、相場の動きについていけなくなってしまいます。
この場合はゾーンを上に突破すれば、買い目線になりますし、逆にこのゾーンを抜けない限りは、売り目線になります。
とてもシンプルですし、簡単ですよね?
ゾーンで考えることで、複数の抵抗線があっても迷いは少なくなると思います。
そして、このゾーンを抜けたか抜けていないかの判断は、どのようにすれば良いかというと、それは「視覚的にみて、ゾーンを明確に突破したか」どうかです。
終値で確定とか、何Pips抜けたか?ということではなく、目で見て明確に抜けていったかどうかが重要です。
サポートレジスタンスの判断に限らず、相場の判断は、型にはまらない部分も出てくると思います。
相場は教科書どおりには動きません。
固定のルールにだけ頼るではなく、柔軟に対応していきたいですね。
では、頑張っていきましょう。
PS
来週はFOMCを控えていて、注目が集まっていますね。
大きな動きがあるでしょうか。来週の相場には注目です。
PS2
先週は、皆様からお祝いのメッセージを沢山いただきました。
まだ全て返せていないのですが、全て目は通させていただいています。
メッセージ、とても嬉しいです。
いつも、本当にありがとうございます。
仕事も、家庭もプロフェッショナルに、頑張っていきたいと思います!