こんにちは、塚田です。
今日はトレード関連の指標についての話をしたいと思います。
指標は他にもあるんですが、ベーシックなものを挙げてみました。
ドルインデックス
ドルインデックスは、通貨ペアの指標ではなく、USドル単体の指標なので、総合的なドルの強さを確認することができます。
米ドルが強くなっているのか、弱くなっているのか、米ドルのトレンドが簡単に分ります。
VIX指数
VIX指数は、S&P500オプションを元に計算した、ボラティリティの指数です。
恐怖指数ともいわれていますね。
恐怖指数なので、世界情勢が危機的状況になると、この数値が跳ね上がります。
現在の相場の状況の数値と、過去の世界的な危機的状況の数値を比べることで、現在、どの程度ボラティリティが拡大しているかを確認することができます。
FE金利先物
CMEのフェッドウォッチ(FedWatch)です。
FE先物金利から利上げの確率を簡単に計算してくれるので、参考なると思います。
http://www.cmegroup.com/trading/interest-rates/countdown-to-fomc.html
シカゴ筋ポジション
あまり、短期の相場を読み解く情報になりませんが、マーケットの縮図とも言われています。
ショートの建玉と、ロングの建玉の差を表したものになりますので、どちらにポジションが傾いているかが、良く分ります。
http://www.forexwatcher.com/cmepos.htm
これらの指標を活かして、短期の相場感を判断することは難しいと思いますが、長期の相場感を判断する上では、参考になるものもあると思います。
「今相場に何が起きているか?」という大きな流れですね。
直接トレードの意識決定に使うのではなく、トレードの一つのフィルターとして参考にするようにしてください。
参考になれば幸いです。