どうも、塚田です。
私の大切に思っている教訓の中にあるのが、
トレード手法を安易に変えないこと、
すなわち一貫したトレードを行うことです。
トレードで利益を出せないとあれこれ変更したくなりますが、
ほとんどの場合はメンタルが原因か、
正しい資金管理が出来ていないのが現状ですね。
安易に自分のトレードスタイルをコロコロと変更するのは、
技術の向上を妨げます。
聖杯探しの記事でも書きましたが、
トレードに習熟することは裁量トレードで利益を出すには
非常に大切な要素です。
3、4回トレードで連敗したからといってインジケーターを漁ったり、
トレードスタイルを変えたりといった試行錯誤を繰り返していませんか?
私は以前工場に勤めていたことがありますが、
工場内では「改善」というのはもはや業務の一部でありました。
改善などの工場の生産性を高める為の試行錯誤は、
もちろんやって良いことです。
しかし一般の会社では当たり前にやっていいことでも、
トレーダーにとっては安易な改善はあまり褒められたことではありません。
利益を出しているトレーダーは
複雑なトレード手法を使いわけているわけではなく、
同じ手法を毎日、毎日繰り返し使っています。
トレードは基本的にその繰り返しなので、
変化がなく退屈に感じるかもしれませんが、繰り返すことによって、
感情に左右されない一貫性のあるトレードが初めてできるようになります。
検証も同じで、
毎日、毎日同じ検証を行うことでチャートを見る目が養われるのです。
検証というより、
練習、ウォーミングアップのようなものです。
このように地味で退屈であるようなことこそ、
実は真に重要なことで、
一貫性のあるトレードをするための土台作りとなります。
野球でいう素振りのようなもので、
素振りなくして、ホームランは打てません。
イチローが、
「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道」
というカッコイイ名言も残していますね。
一貫性のあるトレードができるようコツコツ地道にやっていきましょう。