どうも、塚田です。
今回は、ピラミッティング(増玉)に関してです。
ピラミッティング(増玉) はナンピンの逆を行く、攻撃的なマネジメントの方法ですね。
ジェシーリバモアもピラミッティング(増玉)によって、巨万の富を築いたと言われていますが、上手く利用することで、利益を最大化することができる可能性を秘めています。
ピラミッティングを行ってみると、トレンドに乗る感覚と利益が時間が経つにつれて増えていく感覚を掴むことができると思います。
ピラミッティングの基本戦略
ピラミッティングの基本的な方法は、利益が乗っていくにつれてポジションを追加していくことになります。
始めに一番大きいサイズのポジションを建てて、そして段々とサイズが小さくなるように増玉を行っていきます。
例えば、最初のポジションは30万通貨、2つ目のポジションは20万通貨、3つ目のポジションは10万通貨といった形ですね。
利益が出ている中で新たにポジションを持つことになるので、トレーリングストップと組み合わせることで、リスクを限定しながら、利益を最大化していくことが可能になります。
例えば、最初のポジションに利益がある程度乗ったら、損切りをブレイクイーブンのポイントまで切り上げて、リスクを限定してポジションを積み増してていきます。
こうすることで、損切りになっても資金を失うことなく、大きな収益を追求していくことができます。
この時のポイントは、トレードのストレスから解放されて、ストレスフリーに近い状態になることがポイントです。
大きなトレンドにならなかった場合は、あまり収益にはなりませんが、大きなトレンドが発生した場合は一度のトレードで大きな収益になりますね。
つまり、コツコツドカンのトレードの逆を行うことができるわけです。
一度で最大の収益を狙っていく戦略になりますので、ピラミッティングが最も有効な状況は、利益が伸びやすい環境になります。
つまり、長い間、低いボラティリティが続いてレンジになっており、そこから動き出した、トレンド相場ではチャンスとなります。
タイミングと回数
実際にピラミッティング(増玉)していく最適なタイミングは、押し目や戻りの局面になります。
上手くトレンドに乗れたのあれば、押し目や戻りで、ポジションを積んでいきます。
回数は何回でも構いません。
大切なのは、過剰なリスクをとらないことです。
買い増しの回数に正解はありませんので、3回~5回など、あらかじめ決めておく必要があるでしょう。
ピラミッティングは、ポジションを複数保有することになるので、リスク管理が複雑になる可能性があります。
複数ポジションを保有して、リスクが過剰になってはマズイので、必ず資金に対してリスクを決めてその範囲でトレードを行うようにしましょう。
(1トレードのリスクが1%~2%に収まるように)
上手く活用することで、トレードの利益を最大化することができると思います。
特に、長期間ポジションを保有するトレードの場合は有効ですね。
増玉の回数や、トレーリングストップのタイミングを含めると、ピラミッティングのバリエーションは無限です。
絶対的に正しい方法はありませんので、各自シュミレーションをして、計画的にピラミッティングを実行していくようにしてください。