投資本が数多くありますが、その中で良い本は本当に少ないものですね。
10冊読んだ中で1冊あれば良い方です。
オリバーべレス・グレックカプラ著の「デイトレード」は私の読んだ中で最高の本に一つだと言えます。
この「デイトレード」はFX専門の本でもありませんし、トレードテクニックには全く触れていません。
トレーダーの相場心理を専門に書いてあります。
おそらくトレードを初めて間もない人には、テクニカル分析には全く触れていないので、この本の内容が意味のないもののように感じるかもしれませんが、
書いてあることは本物です。
この本はメンタル的な内容なので1回読んだだけでは、全く意味がありません。
繰り返し読むことによって、体に染みわたっていくような本です。
良い本というのは読むたびに新たな発見があるものですね。
私も相場で挫けそうになったときに何度もこの本に勇気をもらいました。
相場心理の本は他ににはマークダグラスの「ゾーン」などが有名ですね。
「ゾーン」も名著ですが、こちらの方が翻訳が良く、うまくまとまっていて断然わかりやすいです。
「ゾーン」と同じようにオーディオブックもあったら欲しかったです。
この本の英語の原書ではトレードテクニックについても書かれているそうですが、翻訳版に書かれているのは、相場心理の部分だけです。
非常に惜しいですね。
値段も2000円と安いですし、買って損はないです。
この本はトレードを長くやっている人ほど感じることは多いと思います。
オススメです。