どうも、塚田です。
トレードのメンタルコントロールの中で
難しいものはポジション保有中の感情の制御です。
トレードをしている際に
一番感情の起伏が起きるのがポジションの保有中だからです。
エントリーした後にすぐに含み損になり、
「ヤバい!ここは早く損切りするべきか」根拠のないエグジットをしたり、
少し含み益が出たのに少し戻しただけで、
「マズい!この勢いは反転するな」などと小さな押し目で決済してしまったり。
このような間違った裁量判断はトレーダーの感情が原因で引き起こされます。
間違った裁量判断をしないために
トレーダーは常にメンタルコントロールに気を配らなければなりません。
大切なことはエントリーしたときにはトレードは8割終わっているということです。
エントリー後に「上がれ!」と念じることほど意味のないものはありませんし、
その後相場がどのように動こうがそれはただの結果に過ぎません。
エントリーした後は第三者のような気持ちで温かく価格の動きを見守り、
相場に合わせて利食いなり損切りをしていけばいいだけです。
気にしてもストレスになるだけです。
どうしても感情を制御できない場合は
OCO注文をいれてあとはPCの電源を落とし寝てしまうのも有効だと思います。
他に感情を制御する方法としては、
PIPSだけ見て損益金額は隠してしまって見ないという方法もあります。
これらの対策は根本的解決にはなっていませんが、
感情にまかせて売買するよりはいいですね。
エントリーした後にトレーダーが気を配らなければならないのは
相場の動きよりも自分の心の動きです。
ポジションを保有している時には、
常に自分の感情の変化に気を配りましょう。