どうも、塚田です。
最初に決めたトレードプランに反して、
トレードの時間軸を変更してしまうのは大きな間違いです。
私も初心者時代にこの間違いを何度も犯しています。
◆ 時間軸変更による損切りポイントの変更
「5分足を見てエントリーし、損切りをすべきポイントまで価格が逆行したのに、
15分足に切り替えて見てみると強い抵抗が先に確認できるので、
そのポイントまで待ってみよう・・・」
といったことを初心者時代は平気でしていました。
この行為は一見利にかなっているように見えますが、
自分の失敗を正当化しようとしている行為に他なりません。
トレードで大きい時間軸を意識することはとても重要なのですが、
ロスカットは必ずエントリーした時間足と同じ時間足で決定しなければなりません。
一度決めた損切りのポイントまで逆行した場合は
躊躇なく損切りを行います。
損切りはトレードで最も大切な要素の一つであり、
資金を破滅から守る最後の手段です。
時間軸の変更に、
さらにナンピンが加わると確実に破産します。
利食いやエントリータイミングに比べれば、
損切りは一度できるようになってしまえば簡単ですね。
最初に決めた損切りポイントで確実に執行しましょう。
◆ 時間軸変更による利食いの変更
15分足でエントリーしたのに5分足などの短い時間足に変更し、
「反発しそうだな・・・」と利食いのポイントを早めてしまうのも
損切りの場合と同じように大罪です。
利食いが増えるようにリミットを変更するのならまだ良いのですが、
常に短い時間軸で変更しているとプロスペクト理論でもありましたように
利小損大になってしまいます。
損切りはしっかりしていても、
利益が出ない場合はこういったことをしてしまっている可能性も考えられます。
時間軸を変更しトレードすることは非常に利益が出にくい行為です。
トレーダーが犯してはいけない大罪といえるでしょう。