複数通貨ペアのトレードによるリスクヘッジの方法

リスクヘッジとは、起こりうるリスクを回避したり、
リスクを軽減させる工夫のことです。

トレードするときは、
一つの通貨ペアだけを取引するのではなく
複数通貨ペアを取引することによって、
1つの通貨ペアのみの極端な値動きのリスクを軽減することができます。 

例えばユーロドルのロングポジションと
オージードルのロングポジションを同時建てたとします。

そこでEU圏のネガティブなファンダメンタルズの変化が起きた場合、
ユーロドルは急激に下落しますが、
オージードルはそこまで急激な下落にはなりません。 

この2つのドルストレートは、本来似たような動きをしていて、
両方をトレードすることに意味がないと感じるかもしれませんが、
このような急激な変動が起こった場合に変動リスクを軽減することができます。

これが複数通貨ペアによるリスクヘッジです。

通過ペアのリスクヘッジは、
ある程度違う動きをする通貨ペアをトレードすることに意味がありますので、
ユーロドルとドルフランのように相関関係が100%に近いものを複数トレードするのは、
意味のないリスクヘッジ
になります。

リスクヘッジはやり過ぎると投機としての意味を失ってしまいます。

例で解説したのはデイトレードのリスクヘッジです。

長期のスワップ狙いのリスクヘッジは、
金利差を考慮してポートフォリオを組んでいきますので、
考え方はまた違ってきます。 

通貨ペアについて学習していると、
相関係数などの難しい計算などが多々でてきますが、
あのようなものを覚える必要はありません。

(相関係数を利用した特殊なトレードをする場合は別です)

通過ペアによるリスクヘッジは単純に通貨ごとに経済情勢、
テクニカル要因が違っているので、
その違いを利用してリスクを分散しましょうというだけの話です。

そこで相関係数の計算などの、
どうでもいいことに捉われてしまいますと
本来のトレードからどんどんズレていきます。

通貨ペアの相関係数は常に変化していますので、
それを数値で追っていくことにあまり意味があるとは私は思いません。

むしろそれが原因で実際のトレードに迷いが生じてしまったら
元も子もありませんよね。

デイトレードの場合は、
特性が違う通貨を複数取引することによって
「急激な値動きの変動が緩和される」とだけ覚えておけば十分です。

あまり難しく考えないようにしましょう。

>>>無料メール講座の登録はこちらをクリック

この記事が役立ったらシェアしてね!

FXを学べるオンラインサイト、
DealingFXアカデミーを公開しました。

動画時間6時間以上の超大作です。

是非あなたのトレードに役立てください。

今すぐ手に入れてすぐにレベルアップしてください。

ここでしか話さない秘密の話もあり。

詳しくはアカデミーで。

cta

2件のコメント

ランキング上昇トレンドですね~(^.^)
上位にいる、ゆ〇FX頼むから抜いてくれ~~~!!

ジョニーさん、
こんにちは。
確かに「ゆんFX」は通報してもいいレベルですね。(笑)
いつも応援ありがとうございます。
頑張ります!

ABOUT US
Tatsuya Tsukada
1988年、山梨県生まれ。株式会社JOE代表取締役。 僕は資産運用のプロです。メルマガの読者は1万5000人を越え、現在はトレードをする傍ら、複数の会社を経営しています。 2012年よりブログを開始。トレードスクールの運営を行い3000名を越える受講生がいます。また24fitnessサイボディの創業者として経営に携わっています。