スキャルピングの攻略方法

どうも、塚田です。

最近は、英会話を始めたり 、諸事情あってライザップに通い始めたり、周りから見ると完全に意識高い系な生活をしています。

ただ、痩せるどころか体重が増えていますし、英語も全く話せるようになる気配がありません・・・笑

そんなことで少しバタバタしていたのですが、やっと落ち着いて「これから時間的な余裕が出るかな?」と思っております。

ブログもコツコツ更新していきますね。

 

さて、今回は、最近読者の方からスキャルピングについての質問をいただきましたので記事にしてみました。

塚田さん、いつもありがとうございます。

仕事柄、時間的な制限が多く、また私自身の性格を考慮しても、スキャルピングのような短期売買で利益を出したいと考えています。

しかし今は、全く上手くいっていないのが現状です。どのような点を改善すれば良いのでしょうか?

短期売買は難易度が高い反面、レバレッジが上げやすいので魅力的な分野でもあると思います。

私は短期から長期まで様々なタームで売買するのですが、短期でもコツコツと利益を積んでおりますので、大事にしている考えをお伝えしていきたいと思います。

 

スキャルピングの一番の問題点

スキャルピング=超短期売買ということになるわけなので、スキャルピングの一番の問題点はコストです。

スキャルピングは取引コストの占める割合が、利幅の関係で長期の売買よりも大きくなるからですね。

したがって、スキャルピングをおこなう場合、売買の方法自体が悪くなくても、コストで潰れてしまう可能性が高いです。

例えば、平均獲得利幅が2Pip~5Pipなどになった場合の、利益に対するコストの重みを考えてください。

50%~30%が取引コストになったらどれだけ優位性があっても厳しいですよね?

 

平均的なコストから考えて最低でも10Pipsの利幅が無ければ、分が悪い勝負となるでしょう。(一部特殊なサヤ抜きEAなどを除く)

なのでスキャルピングをするのであれば、売買そのものにかかるコストと、相場のボラティリティ(変動幅)は重要になります。

変動幅が極端に小さくなり、利幅が減る場合は、売買を行うのは難しくなるでしょう。

 

それから、コストが低い優良ブローカーを選択することも重要です。

国内のOTC業者であれば、利益相反の関係となりますので、稼ぎすぎるとなんらかの理由を付けて追い出されることがあります。

その点にも注意しながら、信頼できるブローカーを選択しましょう。

 

スキャルピングで失敗する理由No.1

スキャルピングでロット管理を雑にすると、トレードの頻度が高いのであっさりと失敗します。

というか「資金の減りが急激に加速して、元金まで戻すのが困難になる」という最悪の事態に陥ります。

 

これはスキャルピングに限らず、どのような売買でも共通ですが「上手くいってもすぐにロットを増やさない」「熱くなりロットを増やさない」などは、鉄則中の鉄則です。

資金管理は全ての基本であり、相場で収益を上げるうえで最も重要です。生き残り続けることが、何よりの学びですから。

「何かを掴めるまで細かいサイズで実験を繰り返しながら学ぶ」のが一番良い方法なのでは無いかと思います。

生き残り続ければ上達すると信じて、財布の紐は固く締めましょう。自分の中に潜む、慢心、油断が最大の敵です。

 

スキャルピング、仕掛けのタイミング

仕掛けについての内容をここで全て公開することはできませんが、期待値をプラスにする為の何らかの指針(優位性)が絶対に必要です。

しかもそれは、相場の原理を活用した、普遍的なロジックである必要があります。

(相場の構造を考えて、どのような仕組みで価格変動が起こっているかを考えることが重要だと思う)

 

加えて、スキャルピングのような短期売買の場合は、少しのタイミングのずれが結果に大きく影響します。

なので常にジャストタイミングで発注できるように身構えておくことも必要になります。

そういう視点で考えると、スキャルピング売買をするのであれば、トレード環境にはお金をかけても良いと思います。

私は2台のPCでモニター6枚に出力してやっていますが、感覚としてモニターは8枚ぐらいあってもいいのではと感じます。

スキャルピングの場合、複数通貨を様々な時間軸で監視する必要があるので、環境は重要かなと思います。

 

スキャルピングのコツ

難易度でいうと、短期売買の方が難しいと思っているので、スキャルピングを安易にオススメはしませんが、人によっては性格的に向いている方もいるかもしれません。

まあそもそも、相場は難しくて当たり前ですし、簡単だったら旨みなんてないですよね。

 

スキャルピングで稼ぐコツは、自分の欲求を抑えて研究に励むことだと思います。

どうしても、「すぐに稼ぎたい」という気持ちを持ってしまいがちですが、そこをグッとこらえて取組む地道さが必要です。

「仮説を立てる」→「実験する」→「結果を検証する」この繰り返しなのかなと思います。

それでは、検討を祈ります!

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ABOUT US
Tatsuya Tsukada
1988年、山梨県生まれ。株式会社JOE代表取締役。 僕は資産運用のプロです。メルマガの読者は1万5000人を越え、現在はトレードをする傍ら、複数の会社を経営しています。 2012年よりブログを開始。トレードスクールの運営を行い3000名を越える受講生がいます。また24fitnessサイボディの創業者として経営に携わっています。