どうも、こんにちは、塚田です。
ブログを始めてから毎日たくさんのお便りをいただき、大変ありがたく感じております。
ただ、量もかなり多く全ての質問にお答えすることができなく心苦しくも思っています。
なので、今回初心者の方から頻繁にいただく質問をまとめてみました。
目次
相場はどのような世界なのか?
FXに限らず、株式、先物、オプションなど、どのような市場であっても、マネーゲームの世界は非常に厳しい世界だと思います。世間が思い描くような華やかなイメージとは全く異なり、実態はかなりドロドロとした世界ですよね。
トレーディングを分りやすく説明すると、互いにババを押し付けあう「高度なババ抜き」のようなものです。
(相場の売り買いには必ず相手が存在し、安く買ったものを、他の誰かにそれより高い値段で売りつけて収益をあげるわけなので)
そのような世界ですから、当然競争も厳しく、ほんの一握りだけが成功を掴むことができます。「FXって簡単そう」というイメージとは裏腹に、殆どの人が道半ばで挫折してしまうでしょう。
ですので、「ちょっとやってみようかな?」という軽い気持ちで、大金を運用するのは絶対にオススメできません。
もちろん、10万や20万程度であれば、人生経験として一度はやってみた方がいいとは思います。しかし相場に一生関わっていこうと考えていなければ、それ以上は足を突っ込まない方がよいです。
理由は単純で「自分だけは稼げる」と考えて参入してきた初心者の考えは、100%妄想に終わってしまうからですね。
僕もそうでしたが夢と希望をもって参入して、見事にその妄想が打ち砕かれました。
僕は最初に200万円用意して始めたんですが、この時に考えていたのは「これだけあればなんとかなるだろう!」という浅い思考でした。
「それなりに資金がある」という安心感と「自分は周りと違うことをしているという」感覚に酔いしれ、あっというまに資金が半分になりました。
ここで、初めて「ヤバイっ!!!」と心の底から感じ、猛勉強を始めたのです。
それでは、イメージしやすいようにシュミレーションをしてみましょう。
あなたは最初に口座に入金した資金が全て無くなってしまったとして、それが自分の責任だと納得できるできるでしょうか?
例え、何年も結果が出なくても、飽きることなく、相場に参加し続け、研究することができるでしょうか?
休みの日を娯楽で過ごすのでなく、その時間を学習に費やすことができるでしょうか?
もし、全てにイエスと答えられたのであれば、あなたの覚悟は本物です。挑戦してみる価値はあるでしょう。
しかし、そうでないのであれば、安易に参入しない方が絶対に良いです。
なんで、いきなりこんな暗い話をするかというと、最初に抱いてた夢や希望は必ず打ち砕かれるからです。
ビギナーズラックが発生して、そこで辞めてしまわない限り例外はありません。
トレーディングは挫折の連続ですから、失敗に耐えられない人は長くは続かないでしょう。
何がメリットなのか?
では、メリットは何なのでしょうか?
トレードで得られるメリットは、やはり「資金を効率的に利用して稼げる」ということに尽きると思います。
我々が住むこの世界は資本主義ですから、常に資本を持つものが強く、資本を持たないものが弱い構造になっています。
残念ながら人は生まれた環境によって、それぞれが持つ資本力は平等ではありません。(都心の一等地を代々引き継いでいる人もいれば、生まれながらに負の遺産を引き継いでいる人もいるわけなので)
しかし、どのような状況であっても、小資本で資本主義の奴隷から抜け出すチャンスがあるというのは、計り知れないメリットだと思います。
これぞレバレッジの力ですよね。
このような経済的なメリットに加え、それによって得られる、自由も大きなメリットです。
社会に縛られず、時間に縛られず、好きなように生きることができるのは、何にも変えられない最高の贅沢だと思っています。
誰からも指図されたくないですし、時間を自由に使いたいと心の底から渇望していたので独立を目指しました。これらのメリットの価値は計り知れません。
何がデメリットなのか?
では、デメリットはなんでしょうか?
資金を失うことが一番のデメリットだとして、他に失うものは「時間」だと思います。
トレーディングで自由を得て、時間を得ることが目的であっても、始めのうちは、多くの時間を犠牲にする必要があるでしょう。
資金と時間を失うリスクが、常に存在します。
何を学べば良いのか?
何を学べばいいのかというと、「全て」です。
相場に関するあらゆることを学び、その情報を取得選択して自分のものにしていくことが必要です。
相場で安定して稼いでいく、固定化された法則など存在しません。
価値のある情報は人によって様々ですから、始めは多くの情報に触れ、その中で自分の信念を作り、やっていくことが大切です。
どれぐらいで稼げるようになるのか?
こればかりは個人差があるので、なんとも言えません。
全くの初心者であってもセンスと学習量があれば初年度から上手くいく可能性もあります。
しかし、逆に一生やっても結果が出ない場合もあります。(怖いはなしですが・・・)
個人差がありますが、諦めの悪い人ほど、成功できるように感じます。
どのように学習するのか?
「たまに本の知識なんて役に立たない」というようなことを言っている人がいますが、それは一通り読んでから言いましょう。
知識の総量が足りなければ、必要な知識と、必要でない知識の見分けがつかないからです。
最低でも、これぐらいの本には目を通しておくことをオススメします。
効率的市場仮説を乗り越えられるような理論を元に仮説を立てて、それを実践を通して検証することです。(言っている意味が分らなかったら勉強してください)
理論→実践→検証→運用の流れになると思います。
まずは、優位性のある理論を知り、それを実践してフィードバックを得ることが始まりになると思います。あらゆる情報を知り地道に研究に励んでください。
後発組は勝てないのか?
「後発組は勝てないのでしょうか?」というような質問をいただきましたが、そんなことはありません。
相場に惹きつけられる人がいる限り、その市場には資金が集まり、収益の機会は発生するでしょう。
トレードは高度なババ抜きなのですから、賢く立ち回れば誰にでもチャンスはあると思います。
先ほどお話したようなリスクを加味して、参入を決定してくださいね。
まとめ
今回は、以上です。
最後に今からトレードで稼ごうと思っているのであれば、以下のチェックリストを確認してみてください。
・自分の大切な資金が消滅しても、全て自分の責任だと納得できるのか?
・何度資金を失っても、新たに資金を用意することができるのか?
・上手くいかなくても、何年も挑戦し続ける気合いがあるのか?
・学習にお金を使うことができるのか?
・休みの日を犠牲にできるのか?
それでは、検討を祈ります!