こんにちは、塚田です。
先日こんな嬉しいメッセージをいただきました。
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おかげさまで、最近になってようやく安定的に収益をあげられるようになりました。
ここまで長い道のりで、なんども苦しい思いもしましたが、諦めなくてよかったと心から感じています。
紆余曲折あり、トレードも大きく変化しましたが、今のスタイルにやっと落ち着きました。
今後もうかれることなく気を引き締めてやっていきたいと思います。本当にありがとうございました。
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とても嬉しいメッセージありがとうございます。
ブレイクスルーが起きるのは突然であったりしますよね。
ただ、それも日々の努力の賜物だと思います。
私は、一つのきっかけに過ぎません。是非その調子で利益を積み上げていってください。
さて、今日は、「リアルビジネスから考えるトレードの利点」という話しをしたいと思います。
私は夢がいくつもあるんですが、その夢の一つに「ナショナルチェーンを作る!」というものがあります。
実際に私が店舗を使うリアルビジネスに挑戦してみて感じたのは、リアルビジネスは大企業の力であったり、裏の繋がり、コネといった、ビジネスモデルに関係ない要素の影響がとても大きいという点です。
例えば起業したばかりの企業家が、街にお店を出そうと思っても、生まれたての弱小企業は信頼が無いので、好立地の店舗を抑えることが難しいんです。
まあ、店舗を貸す側も、良い企業に入ってもらいたいと思うのは当たり前ですし、好立地の店舗であればどの企業も狙っています。
そんなことで、良い物件の話は表には上がってこなく、実績のある会社の方が選ばれるので、新しい企業は店舗を借りることが難しいんです。
その点、○○地所とか、○○不動産、といった大きな企業がバックにいたり、絡んでいる会社は圧倒的に強いです。
みんなグルですから、かなり融通がききます。
そういう面で、元々母体が大きい企業と、ポッと湧いて出た企業家では、スタートの段階でかなりのアドバンテージがあるんですよね。
革新的なビジネスモデルでスタートしても、大企業に真似をされ一気に店舗展開をされ、マーケットのシェアを取られてしまう、という可能性もあります。
このようにリアルビジネスには、フィールドの違いが存在します。
その点、トレードは、「安く買って、高く売るか」「高く売って、安く買い戻すか」たったそれだけですから、誰が参加しようとチャンスは平等です。(多少のインサイダー取引は除く)
これって結構すごいことだと思うんです。
さらに資金の面でも、リアルビジネスとトレードでは大きな差があります。
普通のビジネスでは、お金は借りたくても、簡単に借りられるものではないですよね。
アメリカなんかでは、ビジネスモデルが素晴らしければ、夢に賭けて無担保でもドーンと貸してくれるらしいんですが、日本では担保が無い状態で大きな融資をひっぱるのは至難の業です。
これによって、店舗展開の速度に差が出てしまいます。
大企業ほど、おおきな融資を受けることができ、それによって大きな利益が上がり、それによってまた大きな融資を受けることができる。という構造になっています。
資金力があるのでマーケットを先に独占されてしまうと、後から参入することが難しくなってしまうんですね。
例えば、今から、コンビニ大手三社を超えるコンビニを作るのは、不可能といえるのではないでしょうか?
本当は不可能では無いんですが、あまりにも参入障壁が高くなれば、だれも挑戦しなくなってしまいます。
日本の企業家がボコボコ産まれてこないのは、こういった背景があると思っています。
これがリアルビジネスの話ですが、トレードはありがたいことにレバレッジという仕組みが自動で組み込まれています。
これも、当たり前のように感じますが、よくよく考えると非常にヤバイ仕組みなんですよね。(良い意味で)
だれでも自分の資金を担保にすれば、25倍までお金を貸してくれるわけですから。(海外口座ならその何倍も)
これは、相当なメリットです。というかリスク管理がしっかりできる人からすればメリットでしかありません。
企業を運営されている社長さん方は、この意味が良く分ると思います。
資金力は違えども、誰でも参加できて、誰にでも平等に成功するチャンスが与えられているのは、それぐらいあり得ない状態なんです。
もちろん、リスクもありますが。
リスク無きところにリターンはありませんから、私達は自由にリスクをとれることに感謝するべきです。
そういう風に考えるともっと相場が好きになるのではないでしょうか?
無限の可能性を提供してくれる相場には、本当に感謝しなければなりませんね。
PS
今日は特に重要度の高い指標の発表は無いですね。
それでは、今週も頑張りましょう!