どうもこんにちは、塚田です。
今日は、利益を伸ばすコツについての話です。
先日このような質問をもらいました。
塚田さんのおかげで以前より安定して収支プラスを実現できるようになってきました。
私は勝率は高くないのですが、利を伸ばすためにポジションを放置するようになってから、収益がかなり改善されました。
塚田さんの動画を参考に長期足と通貨間強弱を確認して、このまま伸びそうかな?と思ったときに損切り注文だけ置いてそのままオーバーナイトしています。
今回の質問は、この「このまま伸びそうかな?」という判断のことです。ハッキリ言って自分の判断に自信がありません!(泣)
ポジションを放置して利益を取れる時は大きく取れるのですが、あまり振るわないことの方が多いです。
塚田さんは「ポジションが伸びそうかどうか」をどうやって判断していますか?
やっぱり長年の経験でしょうか。もし何かヒントがあれば教えていただけると助かります。
「ポジションが伸びそうかどうか?」という判断は、とても難しい問題ですね。
できることなら、僕も知りたいです。(笑)
利益が伸びるかどうかは殆ど分らないに近いんですが、「比較的伸びやすいのでは?」と考えられる状況はいくつかあります。
ファンダメンタル的に後押しがあること
まず、ファンダメンタル的な後押しがあること。
世界的にビッグな政治イベントが背景としてあったり、政策金利などの基礎的ファンダメンタルの後押しがある場合は、比較的伸びやすい状況であると思います。
ただ、基準がないものなので、明確なルールにするのは難しいかもしれません。
通貨の強弱が良いこと
そして通貨強弱が良いこと。
FXの売買は通貨と通貨を組み合わせたは通貨ペアですから、一つの通貨が強い弱いだけではなく、それぞれの通貨の強弱関係が良い方が望ましいです。
ドル円のロングポジションなら、ドルが強く、円が弱い状況であることが最も望ましいことになります。
長期の時間軸でもトレンドフォローになっている
そして、大きな時間足でブレイクアウトになっており、抵抗となるようなサポートレジスタンスが無い場合は比較的伸びやすい状況であると言えます・・・
と、いうような要素がいくつかありますが、どれも不確定な情報であり、毎回的確に判断するのは難しいです。
どこまで伸びるのかは、誰にも分りません。
実際に伸びるかどうかの予想は殆どつかないので、利益を伸ばすには、利益を捨てるつもりで放置する思い切りが必要です。
ポジション持っているのを忘れているような時に限って、今までにないような利益が出ることがあるからです。
損切りを移動しつつ、放置してみることも有効ですね。
やっぱり利食いは難しいです。
■今日のドル円相場
では、今週のドル円の相場をみてみましょう。
今週のドル円のオープニングは穏やかな動きですね。
アジア時間は上下25Pipsぐらいの細かい値動きとなっています。
・USD/JPY-15分足
直近の下落から考えると、売っていきたいように感じますが、上昇トレンドの背景もあるので、ロングとショートがぶつかる形になっています。
こういう状況はどちらかに決着がつくまで、レンジ相場になりやすくなります。
このロングとショートの決着をみて参戦していくと、攻めやすくなるかと思います。
■最近の暗号通貨相場
では、今日はおまけに暗号通貨の相場もみてみましょう。
これは現在のBTC/USDのチャートです。
・BTC/USD-日足
BTC/USDは昨年の12月にピークを迎え、下落トレンドが続いています。
「どこが底なんだ?」というような下落が継続的に続いており、すぐにトレンド転換になる形には見えません。
ここからさらに安値を割っていく展開になると、5400ドルぐらいまでは下げるかもしれませんね。
上げていくにしても、大きなお金の流入が必要になると思います。
僕はビットコインなどの暗号通貨は、これまでに無い資産クラスになっていくと期待しています。
これは、BTCの真の価値は、決済にあるのではなくて、価値の保存にあるとも言われているからです。
決済だけだったら、クレジットカードの方が全然良いですしね。
BTCは金と同じで発行に限りがありますから、一つの資産クラスして定着するようになれば、評価も変わってくるでしょう。
ですが、まだ現在では税制も固まってはいなく、世間では単なる投機の対象としか考えられていません。
一番問題なのは、利益が雑所得の区分になっていることですね。
これから税制や法律が整備され、取引環境が良くなっていくと変わっていくのかなと思います。
早く為替のように、申告分離課税になってほしいものですね。
では、今回はこの辺で。