どうも、塚田です。
トレードをしていて、
うまくいかなくなった時に一番先に発生する感情は、
不信の感情です。
トレードがうまくいかないと、
「このトレード手法ダメだな・・・・」
「トレード手法が自分に合っていない・・・」
このような考えが頭をよぎり、
すぐに自分のトレードスタイルを変えてしまいます。
自分のトレードスタイルがコロコロ変わっていては、
トレードに習熟することはありませんので、
安定した利益を上げていくことは到底できません。
その為自分のトレード手法を信頼することは、
勝てるようになる為には必須の条件です。
ですが覚えておいて頂きたいのは、
トレード手法とは利益を上げていくための魔法のような道具ではなく、
あくまでも上位時間時で判断したトレンド方向・相場状況にそって
「買い」または「売り」のポジションを建てていくための
『タイミングを計る為のもの』に過ぎないということです。
よく「手法なんてなんでもいい」と言われる由縁は、
このあたりに起因しています。
もちろんトレード手法はなんでもいいわけはなく、
優位性のあるタイミングでエントリーできるものでなければなりません。
しかしうまくいかない原因が
トレード手法であるとすぐに決めつけてしまうのも考えものです。
『うまくいかない原因が手法であると決めつける』
↓ ↑
『新しいトレード手法を探す』
多くのトレーダーがこの無限ループに嵌ってしまっています。
すぐにとっかえひっかえトレード手法を変える前に一度、
◆ポジションサイズは適正であったか?
◆自分の決めたルールを破っていないか?
◆数をこなしていないのに、ダメだと決めつけていないか?
◆トレード中にミスを犯していないか?
◆メンタルは正常であったか?
このあたりをよく考えてみて下さい。
そしてこれらの項目に該当がない場合に改めて、
『このトレードタイミングは優位性が本当にあるのか?』
ということを疑ってみると良いでしょう。