どうも、塚田です。
日本ではクロス円はポピュラーなものの、
世界ではマイナーな取引通貨ペアです。
(クロス円とは円を介した米ドル以外の通貨ペアのこと。ドル円はドルストレート)
日本人がGBP/JPY,EUR/JPY,AUD/JPY,NZD/JPYなどのクロス円を好む理由は、
単純に円が馴染み深いからであると思います。
取引を始めたばかりの方で、
なんとなく円が馴染み深いからという理由で、
ドルストレートの通貨ペアを敬遠している方も多いようです。
しかし、なんとなくクロス円が安心という理由で
ドルストレートを避けているのは非常にもったいないことです。
クロス円は日本人には馴染み深い通貨ペアですが、
実際のところクロス円は直接取引が存在しない通貨ペアであります。
EUR/JPYなどのクロス通貨のロングポジションを建てると、
ユーロを買って円を売っているような気分になりますが、
実際にEUR/JPYが直接取引されている訳ではありません。
なぜならクロス円の取引の際には
間に必ずUSD(米ドル)を間に挟むからです。
つまりEUR/JPYのロングポジションを建てるということは、
EUR/USDのロングポジションとUSD/JPYのショートポジションを同時に持つということです。
2つの取引を同時に行っているので、
その分スプレッドの比重も大きくなります。
このように流動性の観点、
そしてスプレッドの観点からドルストレートを取引しない理由は見当たりません。
取引通貨ペアに迷っている方は、
ドルストレートのメジャー通貨ペアを2~3取引するのをオススメします。
>EUR/USDのロングポジションと「誤)EUR/JPY→正)USD/JPY」のショートポジション
の間違いでは?
ちなみにスプレッドに関しては円建て口座だとドルストは円→ドルの交換コストがかかってるということかな?
このコメント削除しちゃって結構です^^
74さん、
こんばんは。
すいません、誤字です。
ご報告ありがとうございます。
あまり文を読み返しませんので、誤字脱字は多々あるかもしれません。
報告頂けるととても助かります。^^
ありがとうございます!
塚田様
初めまして、最近から読ませて頂いており、すごく勉強になっております。チャートの動きが、少し見えてきた気がします。結果は出ていませんが。
勝手ながら、質問がありコメントさせて頂きました。
クロス円でもレジサポやテクニカルは使えるのか?っていう疑問です。
例えば、通貨はなんでもいいんですが、ユーロ円で強力に作用しそうなレジスタンスラインに差し掛かった時、ドル円がトレンド中だと全然抵抗にならないのでは?っていう疑問です。又は、トレンドもユーロ円のトレンドと素直に認識していいものでしょうか?
分かりにくい書き方ですが、よろしくお願いします。
たぬきさん
こんにちは。
もちろんクロス円でもテクニカル分析は機能します。
ですがクロス円は円との合成通貨ですので、一般的にはドルストレートの方がテクニカル分析に向いているとされています。
通貨ペアを複合的にみて、判断する分析方法もありますが、私の場合は複雑になってしまうので、分析をする際はそれぞれが独立した取引対象だとして判断するようにしています。
ですので例えばユーロ円がレジスタンスに差し掛かっていて売りたいと思っていた場合に、ドル円で上昇トレンドが発生していたとしても、基本的にはユーロ円の分析に従います。