こんにちは、塚田です。
毎日たくさんのメッセージをいただくのですが、その中で人生相談のようなメッセージをいただくことも多いです。
中でも多いのが「会社にいくのがツライ!!!」という話。
会社にいくのがつらすぎて、精神病になってしまったり、それが原因で体調が悪くなってしまったり・・・そんな話を良く聞きます。
私も会社員時代に同じ経験があるので、その気持ちは痛いほど良く分ります。本当にツライですよね。
結論から言えば、会社に行くのがどうしても嫌なら休めばいいし、絶対に行きたくないのなら辞めればいいと私は思っています。
自分が病んでしまっては元も子も無いからです。
会社に迷惑がかかるので休めない&辞められないという話
でも、「それが簡単にできれば苦労しない!」って思いますよね。
悩んでいる人の共通点として多いのは、現在の環境に縛られてしまっていることではないでしょうか。
まず良くあるのが、「会社に迷惑がかかるので辞められない」という話。
自分が抜けると仕事が回らなくなったり、今まで関わった人との関係性を考えると、休んだり、辞めたりできないという話しです。
確かに気持ちは良く分ります。
しかし、会社という組織を考えれば、どんなに重要な人物であったとしても組織で運営されている場合はなんとかなるものです。
もし誰かが抜けて回らなくなるのであれば、それは会社とは呼べないでしょう。
自分は本当に会社に必要か?
ここで、私が20歳の頃の話をしたいと思います。
私が当時勤めていた工場では、毎日夜中の1時、2時まで残業があり体力的に消耗していました。
若いので気力でやっていたんですが、それが積み重なったときに、ある日限界を迎えて、「もう知らん!俺は行かない!」って感じになってしまったんですね。
そこで、いつもは毎朝6時頃おきてたんですが、その日は、はなまるマーケットを見ながらゆっくり食事をして、ダイナミックに遅刻して会社に行ってみたんです。
その日のなんと清清しかったこと。自由を感じましたね。
しかも出社して怒られるのかと思ったら「塚ちゃん、休みかと思ったよ、良く来たね。」なんて言われました。
俺は悪くないって思ってましたので罪悪感はありませんでしたし、同時に、「え?俺がいなくても別になんとかなるじゃん」って思いました。
思い切って行かないという選択肢を取るまでは「会社の中で自分は無くてはならない重要な位置にいる」と認識していましたが、実際はそこまで重要な存在ではなかったのです。
それから2週間ぐらい毎日遅刻して会社に行きましたが、その様子を見て、自分は組織の歯車でしかなく、それが一つ壊れたところで替えがきくんだなと思いました。
会社からは仕事ぶりを評価されていたので、少し寂しい気もしましたが、社会の構造を見た気もしました。
断言できますが、誰か一人抜けたとしても、会社は問題なく運営されます。(部長でも課長でも)
なので、限界が来たら「気にせず逃げろ!」ということです。
仕事って人生の半分ぐらいウェイトを占めるわけで、それが行きたくないって、もう地獄でしかありません。
いやになったら、すぐに逃げましょう。
もちろん、私も闇雲に逃げたわけではなく、「この嫌な状況から逃げるためにはどうすればいいか?」と本気で考えながら逃げましたが。
成功者は苦労しているという大嘘
良くある間違った価値感で、「成功者は苦労している」という話がありますが、これは大嘘です。
成功者ほど、楽で自由な生活をしているし、嫌な事から逃げて生活しています。
成功できない人は嫌なことに縛られ続けて人生を無駄にしますが、成功者はすぐに逃げるので、逃げ続けているうちに様々な経験をし、自分にあった場所が見つかります。
ちなみに私も嫌な事から逃げ続けてきたので、今の自分があります。
私は人より疲れやすいので、ずっと人と関わる仕事はしたくはありません。
それに好きな時に遊びに行けない仕事もいやです。
そして給料が低い仕事もいやです。
わがままですよね?
しかし、自分の欲求に正直になり、逃げ続けることで得るものもあるのです。
おかげさまで今は本当に楽だし、自分の好きなことしかしていません。
悩んでしまう人はきっと真面目で、優しい人なんだと思っています。
限界が来たら、思い切って嫌な事から逃げることをオススメします。
この記事が、思い悩んでいる人への救いになれば幸いです。