こんにちは、塚田です。
私は今年で31歳になるんですが、この年代になると、いくらか金融資産ができてくるので「資産運用をしたい!」と多くの人が考え始めます。
30代は家族が増えたり、仕事が忙しくなるなど、お金や仕事について、一番考える年代なのかもしれませんね。
そんなことで、私も最近周りから「トレードをやってみたい」と、相談を受けることが多くなりました。
飲み会とか、食事をしている時に結構聞かれたりします。
私が「トレードをやってみたい」という相談を受けた場合、必ず説明するようにしているのは、「どんな人でも普通に参加すれば必ず損するようになっている」という話は必ずするようにしています。
トレードの難しさは、知らない人には伝わりにくい。
普通に長期の資産運用で利益を出すのと、短期売買で利益を出すのは次元が違う難しさですからね。
乗り物で言えば、自転車とロケットぐらい違います。
一般の人にトレードの世界がどんなものか理解してもらいたいのですが、全く知らない人に、効率的市場仮説とか、プロスペクト理論とか、そういうことを言っても伝わりません。
なので、あえて最初から厳しい話をするようにしています。
「全然上手くいかなくても、10年以上勉強する気はある?」
「もし、何年も利益が出なかったとしてもやめずに続けられる?」
「100万以上無くなっても耐えられる?」
「もし、少しでも無理って思うなら、絶対無理だからやらない方がいいよ」って話をします。
こういう話をすれば大抵は「じゃあやめておこうかな・・・」となりますが、本人がそう感じるんであれば、それはやらずに正解だと思っています。
トレードは稼ぐ手段の一つでしかありませんので。
ただ、お金を稼ぐ方法は3つしかなくて、一つは「労働」で稼ぐこと。もう一つは「起業」で稼ぐこと。そして後は「投資」で稼ぐことです。
これしかありません。
自分がトレードを始めたときは、「どうしても、トレードでやるしかない」という強い気持ちがあったので、まさに死に物狂いでやりましたし、人生をかけて臨みました。
それぐらいの気持ちで臨まないと、トレードは上手くいくものではないのです。
中途半端な気持ちで参加しても、絶対に損するように出来ているので、始めに厳しい話をするようにしているんですね。
業界の通説だと、9割が負組で、1割が勝組という話がありますが、体感的には、実際の勝組の割合は1%~3%ぐらいではないでしょうか?
それぐらい厳しい世界なので、本気でやる気が無いのなら最初から手を出さない方が良いです。
特に努力も無く、まったりと資産運用したいのであれば、普通にインデックスファンドをでも買っておけばいいんじゃないかと思います。
もちろん、それで生活は何も変わりませんが。
相場の世界はシビアな世界です。
しかし難しいことを心の底から理解して、真剣に臨めば平等にチャンスがある世界でもあります。
学歴も頭の良さも関係ない世界ですから、持たざるものには、大きなチャンスなのかなと思います。
参加した多くの人は数年上手くいかなければ、トレードを諦めてしまうでしょう。それが普通の思考であり選択です。
しかし、誰もが諦めてしまうということは、逆に言えば、何年か真剣に取組めば、勝組になれる確率が年々高まっていくということでもあります。
技術を向上させるためには、とにかくトレードをやり続けること。
「退場せずに、学び続ける」ことです。
なので、退場しないように枚数を抑えること、退場しても諦めず資金を作って再挑戦することが大切になってきます。
くれぐれもマネーマネジメントはしっかりと行いましょう。
厳しい世界ですが、それゆえに、夢があり、誰にでもチャンスがある世界だと思います。
私も毎日勉強しています。お互い精進していきましょう。