先日私の元に、株のデイトレードから
FXのデイトレードへの転向を考えている、という相談が寄せられました。
意外と株式・先物トレーダーの方も、
私のブログを見てくれているようですね。
トレードに通じる根本的なもの、
基本的な概念は、株でも先物でも変わらないものなので、
参考になる部分はあるかと思います。
ということで今回は株式市場と、
為替市場でのトレードの違いについて解説したいと思います。
まず最初の違いは、株のチャートとFXのチャートを比べてみればすぐにわかりますが、
FXのチャートの方が株のチャート比べて綺麗なチャートであることが挙げられます。
株のチャートでの日足と、
FXのチャートでの1時間足のチャートを比べてみても、
どちらも遜色のないチャートになっています。
これは為替市場が世界最大の市場であり、
流動性が高いことが、起因しています。
そしてその次の違いはレバレッジです。
株式の場合、
信用取引枠を使っても資金の3倍までしかトレードできませんが、
FXの場合は国内の証券会社でも25倍、海外の業者ならば400倍、1000倍といった
レバレッジでトレードすることができます。
一般的にFXが危険と言われているのは、
このレバレッジの高さが原因ですが、リスク管理をしっかりとしてさえいれば、
レバレッジは怖い物ではありません。
資金の少ない、個人投資家には大変ありがたいことですね。
株のデイトレードを行う場合には、50万、100万程度では資金としては少ないですが、
FXでは十分な資金と呼ぶことができます。
それからFXの市場は土日を除いて24時間オープンしていますので、
いつでもトレードできるというメリットがあります。
(株式の場合は前場・9:00~11:00 後場・12:30~15:00)
これは逆に、無駄なトレードをしてしまいデメリットになりうることもあります。
このようにFXの市場はメリットの多い相場ですので、
転向を検討する価値は大いにあると思います。
ただ株で勝てなかった人が、
FXへ転向すればすぐに勝てるようになる訳ではありませんので、
その点は誤解のないようお願いします。