こんにちは、塚田です。
現在の世界経済の2大リスクは、ブレグジットと、米中貿易戦争リスクですね。
どちらのリスクも出口が見えない状況なので、先行き不安感が市場にも蔓延しています。
米中貿易戦争に関しては各国の出方次第というところがあり、先を読むのがほぼ不可能な状態です。
学者さんの見解では、それほど深刻な影響は無いだろうという楽観的な意見の方が多いように感じます。ただ学者の意見なので、実際どのように影響が波及するかはわかりません。
一方、ブレグジットに関しては、どう転んでも、大きな影響が出ることは間違いないですね。このまま行くと、3/29日に離脱となります。
①国民投票のやり直し
②合意なき離脱
このどちらかのシナリオで動いていますが、深刻な影響が出無いことを願っています。一番影響があるのはドイツとベルギーで、その関係各国への影響も懸念されています。
という状況も踏まえながら、相場分析をやっていきたいと思います。
ドル円相場をみてましょう。
ドル円相場は、年明けから、円が大きく買われる展開となっていますね。
ドル円:日足
日足で見て、2018年3月の節目となる安値を一旦割り込み、反転上昇してきています。
大きなターゲット付近はオーダーが集中するので色々な思惑が集中し、乱高下になる傾向が強いです。
今回も、安値を割り込んだ後、強い戻しがはいっています。
日足レベルの動きでは、この下落によって、上昇トレンドからダウントレンドに転換しています。
ドル円:15分足
長期的にダウントレンドに入っている中での、15分足の動きです。
短期的な方向感は、金曜日にクローズした時点では上です。
しかし、現状は短期の時間足では方向感が薄く、レンジ相場の展開となっています。
現在の戦略はレンジの中の、小規模~中規模の波をとっていく戦略が有効だと感じます。
上限109.00~下限107.77付近のレンジを目安に見て、この中で戦略を組んでいきたいところです。
その後は、動き次第ですね。
では、今週も頑張りましょう。