こんにちは、塚田です。
長い間トレードをしていると、【スランプ】にハマることがあります。
今日は、トレードが突然上手くいかなくなった時の対応方法をご紹介します。
目次
スランプの原因を知る
トレード成績が低下した時に考えられる原因は、いくつかあります。
まず一つ目は、
①環境の変化についていけない。
「環境の変化についていけない」という原因があります。
「ポジションを持った後、すぐに逆行する」「あり得ないぐらい連敗している」と感じる場合は、「相場に振り回されている」可能性が高いです。
一時的なドローダウンの可能性もありますが、売買回数を重ねても結果が出ない場合は、「アプローチの方法」が間違っているでしょう。
「根拠が無い売買をしている」「大衆側に回っている」ということですね。
「あなたの売買の優位性はなんですか?」と聞かれて、明確に答えらえない場合は、根拠が無い売買になっているでしょう。
「このトレード方法で何故利益が出るのか?」という部分は、ハッキリとさせておく必要があります。
②感情的になり暴走している
そして、次は感情的な売買によるスランプです。
1)売買回数が増えている
2)利食い、損切幅が大きく変化している
3)無闇にロットを増やしている
こんな場合は要注意です。
「売買ルールを守れていない」ということですね。
具体的な対応策
では次に、具体的な対応策をみていきましょう。
①売買記録を見直し、感情的な売買になっていないか確認する
売買記録に「感情の状態」も記録していれば、自分の精神状態を把握することができます。
②マイナスの結果を一時的なドローダウンだと受け止めて、あえてやり方を変えず粘る
スランプが一時的なドローダウンの可能性もあります。
安易にやり方を変えることで、さらに状況を悪化させる場合もあるので注意が必要です。
くれぐれも「必勝法探し」を続けないようにしてください。そんなものはありませんから。
③取引する通貨ペアの選択を見直す
「取引通貨ペアを無理に増やしていないか?」「取引する通貨ペアに大きな偏りが無いか?」チェックします。
④売買記録から利食い幅、損切り幅を確認し、修正を考える
感情的になっている場合は、損切り幅や利食い幅が大きくバラツキます。
⑤そもそもラッキーで勝てていたと反省して、1から学び直す
自分の売買の根拠を説明できない場合は、1から学び直す必要があります。
相場の本質を理解し、強者の戦略を学んでください。
スランプは成長する為に必要なこと
問題は人によって全く違います。
いずれにせよ「記録」が無いと判断できませんので、売買記録をつけておく必要はありますね。
そして、対策において大切なのは「自分の頭で必死に原因を考える」ことです。
自分の売買を一番理解しているのは自分ですので、他人の意見を気にしすぎてはいけませんし、頼りすぎてもいけません。
人を頼ったり、外部の情報を頼りすぎると、結局成長することができず、無限にスランプにハマるからです。
自分の頭で考え、悩み、対応を見つけていくのです。
辛い時期もありますが、このような経験はトレーダーなら誰でもする経験です。
成長する為に必要な試練だと考え、原因を究明していってくださいね。