文字で書いてると重要性がいまいち伝わっていないようですが、
トレード回数を絞ることはトレードでは極めて重要な要素です。
ここぞというところだけしか狙わないスナイパーのようなトレードができれば、
イメージ的には初心者から、中級者ぐらいにいきなりレベルアップできるイメージです。
トレードをしないという選択肢が、
トレードの中に含まれていることをしっかりと理解できれば、
大幅な負けというのはなくなると思います。
一般的な認識ですと、「トレードしなければ稼げない」という認識がある為、
トレードの数をこなすことが当り前となってしまっています。
しかし少数派の勝組は「勝ちたかったらトレードをしない」
という一見矛盾しているようなことを徹底して行っています。
上級者になればなるほど石橋を叩きまくって渡っていると感じます。
これを肝に銘じておきましょう。
多くの人が思っているほど、相場で確率的に優位性が発生する場所というのは少ないんです。
チャンスが無い日だってザラにあります。
おそらくどんなにトレードが上手い人でも、
1日に50回もトレードしていたら勝ち越すことは不可能になってしまいます。
(50回もトレードするのを上手いとは言えませんが・・・)
トレードはエントリーした時にはすでに、
スプレッドにより負けている状態から始まります。
トレードをし過ぎるとコストが増えますので、
勝てるものも勝てなくなってしまいますね。
トレード回数の目安としては、
1日に0回~3回程度をトレードの目安とすると良いでしょう。
これはスキャルピングでもです。
獲得Pipsはいくら少なくても、
レバレッジを上げれば獲得金額は上がりますので、
Pipsはほとんど関係ありません。
大きく稼ぐことよりも、安定したコツコツトレードを目指しましょう。
ここぞという所しか狙わない、のここぞとはどこですか?
それが分からないと待つことすら出来ないのでは?
ごんべさん、
ここぞ、とは「トレードの根拠」があるポイントであり、優位性のあるポイントのことです。
トレードの根拠とは?と思いましたら「トレードの根拠 2」の記事をご覧になって下さい。
優位性がないポイントは「待ち」「見送り」です。
確率的に優位性が発生するポイントは、相場ではそれほど多くありません。
トレード回数が多すぎる場合は、トレードの期待値が低いポイントで無駄なトレードをしてしまっている可能性が極めて高いです。