自分の武器を磨き、相場で生計を立てる方法

今日は「トレード手法」の話をしたいと思います。

あなたは、普段売買をする中で、どのようなポイントを狙っているでしょうか?

ブレイクアウト狙いでしょうか?あるいは、押し目買い狙いでしょうか?

相場で生計を立てるには

相場で収益を上げ、生計を立てたいと考えるのであれば、「自分の得意なパターンの1つか2つ」を磨いていくことがとても大切です。

あれもこれもと、全てのタイミングで利益を出そうとする器用なトレーダーは、結局トレードが下手なんですね。

プロトレーダーは自分の得意な方法を熟知し、それを徹底的に磨いているのです。

相場で収益になるポイントは?

では、具体的にどんなポイントを狙えるでしょうか?

価格の動きは複雑で、無限のパターンがありますが、動分類すると以下の4つに分類できます。

①ブレイクアウトの初動狙い

ブレイクアウトの初動とは、それまで硬直していた相場が動き始め、高値や安値を更新するタイミングです。

初動の動きを経て、その後本格的なトレンドになることもありますし、あるいは初動だけでトレンド相場に発展しないこともあります。

②押し目買い、戻り売り狙い

ブレイクアウトの初動の後、価格がリトレースメント(調整)する動きが発生し、その後トレンド再開になっていくパターンです。

トレンドの継続を狙っていきます。

②天底からのリバウンド狙い

いわいる、天井、底からのリバウンドを狙いのトレードです。

一般的な認識では、落ちるナイフを拾うようなものなので、天底は狙わない方が良いとされています。

しかし、しっかりとマーケットセンチメントを見極めることで、天底からのリバウンドを狙うことは可能です。

③レンジ(もみ合い)を狙う

相場の7割はレンジ相場とも言われているので、レンジ相場を狙うことでチャンスは広がります。

しかし、レンジ相場はいつか終わりを迎えトレンド相場へ転換していくので、適切なリスクを設定しないと、大きなダメージを追うことになります。

得意なパターンを探せ

このように、相場の値動きは、いくつかのパターンに分類することができます。

ダブルボトムや、ペナント、ヘッドアンドショルダーなどの特定の形やチャートフォーメーションもこれらの動きに分類できます。

あなたは、あれもこれもと全てのパターンで売買をしていませんか?

 

私の場合は、セリング・クライマックスやバイイング・クライマックスを見極める能力と、主要な高値や安値を抜けていく、ブレイクアウト初動狙いに長けています。

ですので、大きく動いて天井や底を打った後の反動を狙うか、トレンドの初動の動きを良く狙います。

 

天底に関しては、下から上まで全てとりきるわけではありません。

大衆がポジションを投げきったのを確認し、そこから反転する動きを少しだけ狙います。

下から、上までゴッソリ全て狙うわけではないです。(上の図の枠ぐらいを狙う)

 

ブレイクアウトの初動も同じです。

買いサイド、売りサイドの心理を考えれば、安値や高値を更新していくタイミングが高確率で見極めることができます。

これも天底と同じで、初めから終わりまで全て狙うのではありません。

その後はどうなるかわからなくても、ちょこっとだけわかればいいのです。

決して欲張らない

大切なのは、稼ぎたいという「欲」を抑えることです。

欲は恐れや怒りを生み、無駄なトレードを増やします。

ですので、おいしいところだけ、少しだけいただき、勝ち逃げをすることが大切になってくるのです。

 

欲を捨て、「少しでよい」と考えること。

漁師は必要以上の魚を取らないと思います。トレードもそれと同じです。

 

セコくて地味ですが、一番堅実な方法を繰り返しましょう。

その地味な方法を徹底的にやり続け、極めれば相場で食べれるようになります。

トレードに器用さは必要ありません。あれもこれもと手を出すのではなく、自分の得意な方法を見つけていってくださいね。

参考になれば幸いです。

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相場の天底を見極めるクライマックスパターン

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Tatsuya Tsukada
1988年、山梨県生まれ。株式会社JOE代表取締役。 僕は資産運用のプロです。メルマガの読者は1万5000人を越え、現在はトレードをする傍ら、複数の会社を経営しています。 2012年よりブログを開始。トレードスクールの運営を行い3000名を越える受講生がいます。また24fitnessサイボディの創業者として経営に携わっています。