こんにちは、塚田です。
新型コロナウイルスの影響で、東京オリンピックも延期が決定しましたね。
また、週末の東京は外出自粛となり、ロックダウン(都市封鎖)が近いとも噂されています。
そして最近は、「ジョンソン英首相、新型コロナ感染 」というように、名指しで感染が特定されることも多くなってきました。
長引くことによるリセッションへの懸念が払拭されません。
しかし反対に、国内の雰囲気は熱しやすく冷めやすい日本人の特性なのか、危機意識が薄れてきている雰囲気を周りから感じます。
油断せずに対策をすることに加え、政府は大胆な経済支援を行い、ウイルス、経済の混乱共に一刻も早く事態が終息することを願います。
こんな状況なので今は、中央銀行がどんなに金融政策をやって市場に資金を供給しても、市場に蔓延している不安を消すのは困難です、各国政府の政治的な対応によって対応していくないのでしょう。
そのため、金融政策イベントや指標発表のイベントが相場に与える影響が低下してます。金融政策ではどうにもならず、政府の具体的な対応策に注目が集まっています。
先週は、米国の新型コロナに対する景気対策の期待で、それまで続いていたドル不足の懸念が後退し、ドル高の流れが転換しました。
ドルの強弱を判断するドルインデックスを見ればすぐに分かりますが、ドル買い需要は一時後退しています。
こちらはドル円の4時間足チャートです。
先週記事にも書いた週足レベルのレジスタンスから下落しています。
ドル円4時間足
週明けて、ドル安円高が継続となりましたが、月曜日は急激な下落は一旦落ち着き、戻りの局面となっています。
個人的には、週半ばから構築していたドル円のショートポジションの9割程利食いを入れ、残りのポジションは流しています。
現在、ドル円以外に保有しているポジションはありません。3月は決算期にもなっているので、月末は、外貨を準備しようと動くレパトリの買いが入ることも考慮しておきたいところでした。
そして、週が変わり、本日注目している通貨ペアは、AUD/USDです。
ドルが弱い相場状況で、対ドルで何を買うのか?と考えると、AUDを考えています。
AUD/USDはすでに安値から、かなり上昇しているので、押し目をしっかり待ち買い場を探していく戦略です。
初めの方に書きましたが、今は金融政策のイベントや、経済指標の意味合いが薄まっています。
世界的な不安が解消されるまでは、代わりに、政府要人発言や、政府が行うロックダウン、制限などが相場を動かす材料となりそうです。
では、今週も頑張りましょう。