・EA(自動売買)
・システムトレード
・裁量トレード
トレードのスタイルはこのように様々なものがありますが、裁量トレードの「裁量」って、そもそもなんなんだ?と思う方もいらっしゃることでしょう。
私の考える裁量とは、直感に頼って売買を繰り返すことではありません。
裁量とは、「プログラム化できない根拠」があるものだと考えています。
例えば、「上位時間軸でボラティリティが収縮してきている局面でブレイクアウトが起こりにくいと判断する。」
また「強力なサポート・レジスタンスに差し掛かっていて、トレードを見送るべき局面と判断する。」
こういったものは直感ではなく根拠がありますので言葉では表せますが、全てをEAなどのプログラムにはできないと思います。
人間と同じ動きをさせようと、どんなに精巧につくったロボットでも、まだまだ人間に近いとは言い難い状態であるのと同じですね。
もちろんロボットにはロボットの優れた点がありますが、相場は市場参加者の心理の集合体ですので、やはりロボットに任せきりにするのはナンセンスだと思います。
私の知り合いのシステムエンジニアのベテラントレーダーの方も、単一のプログラム売買では勝ち続けることはできないと言っていました。
トレードとプログラミングの両方に精通している方がそのように言っていますので、プログラミング素人の私が付け焼刃のシステムを作ったところで、利益を上げることは到底できないでしょう。
利益を上げていくには、結局は自分でなにかしらの裁量を加えたり、システムのポートフォリオを組み替えたりしなければなりません。
無裁量でほっといて後はウハウハということは、無いと思います。
私も初心者時代には無裁量でない手法などには、がっかりしたものですが、勝ち続けるには裁量トレードを身に付けるのが一番の近道だと思います。
サポート、レジスタンスタンスやMAを使った昔ながらの手法というのは、地味でありながらも、100年以上機能しているという「実績」と「根拠」があります。
相場の動きは、人間心理を反映していますから、人間の感情がなくならない限りは、勝ち続けることができるでしょう。
はじめまして。ともです。ブログを読ませて頂きまして関心をもちました。いくつかお聞きしたいのですがよろしいでしょうか? ①塚田様は月間どのくらいのピプスを獲得なさるのでしょうか?また、取引枚数はどのくらいに設定なされておられますか? ブログを読ませて頂き、かなり技術のある方だと思いました。 ②塚田様の取引のリスクリワードはどんな感じでしょうか?また、デイトレードで、損切りが20~30ピプスという事なので、利食いはそれより取らなければなりません。利食いは最低、損切りと同じくらいの20~30ピプス取っていくという手法ですか?それとも、20~30ピプスよりも狙っていくという手法ですか? ③当方もデイトレードで取引していますが、損切りは10~15ピプスでやっております。なぜなら、連敗した時の事を考えたり、10~15ピプス以上になると1回の売買ではなかなか取り返せないと考えているためです。この損切り幅は厳しいと思われますか?コメント頂ければ幸いでございます。
ともさん
はじめまして。
たくさんの質問で、コメント欄では文字数オーバーで答えきれませんので、一度メールまたは、メールフォームから、質問内容をまとめて、お送りください。
よろしくお願い致します。
塚田さま、コメントありがとうございます。お言葉通り、問い合わせメールの方から送らせて頂きます。