ギャンブラーの誤謬(ごびゅう)

ID-10020870

誤謬(ごびゅう)とは聞きなれない言葉かもしれませんが、
「一見正しく見えるが誤っていること」です。

ギャンブラーの誤謬(ごびゅう)とは、
例えばコイントスをして連続で表が5回続いた場合等に、
「まだ一度も裏が出ていないから、次は裏が出そうだな・・・」と感じてしまう心理抵抗のことです。

実際には、どんなに裏表の偏りが続こうが、次のコイントスで、表が出る確率は常に50%です。

これはコイントスを例にしましたが、このような心理的抵抗が、トレード中にも発生する場合があります。

ギャンブラーの誤謬をトレードに当てはめてみますと、
「これだけトレンドが続いたんだから、そろそろ反転するだろう・・・」

「これだけ連敗したんだから、次は勝つだろう・・・」

このような心理状況が誤謬に当てはまりそうです。

しかし、コイントスと相場は違うものですので、
相場が「過去に影響されない独立した事象」であるか、
ないかは2通りの意見があり、今なお議論されていて決着がついていません。

相場の動きはランダムウォークで、
「過去に影響されない独立したものである」という意見のランダムウォーク派と、
「相場は過去の値動きの影響を受ける」という相場での偏り(
トレンド発生)
を主張する派にわかれています。

トレーダーであれば、ほとんどが後者の「相場では偏りが発生する」方を、
肯定するのではないでしょうか。

しかしトレードでは、過去の結果を意識しすぎると、それが悪影響となることもまた事実です。

なぜならば、このトレーダーの誤謬の考え方自体が、
トレンド発生の原因となっていますので、その誤謬が裏切られたときには、
更に相場に強い動意をもたらし、トレンドが継続していくことになるからです。

基本的には誤謬は弱者の考え方ですので、
トレードは独立した事象であると考えて、
「過去のトレードには捉われない」「トレンドは継続する」と意識するのが良いと考えています。

>>>無料メール講座の登録はこちらをクリック

この記事が役立ったらシェアしてね!

FXを学べるオンラインサイト、
DealingFXアカデミーを公開しました。

動画時間6時間以上の超大作です。

是非あなたのトレードに役立てください。

今すぐ手に入れてすぐにレベルアップしてください。

ここでしか話さない秘密の話もあり。

詳しくはアカデミーで。

cta

1件のコメント

イケダさん
こんにちは。
そうですね。
技術が向上していけば、自然と身に付いていきますよね!
いつも応援ありがとうございます!

ABOUT US
Tatsuya Tsukada
1988年、山梨県生まれ。株式会社JOE代表取締役。 僕は資産運用のプロです。メルマガの読者は1万5000人を越え、現在はトレードをする傍ら、複数の会社を経営しています。 2012年よりブログを開始。トレードスクールの運営を行い3000名を越える受講生がいます。また24fitnessサイボディの創業者として経営に携わっています。