こんにちは、塚田です。今回は「上達するために絶対に必要なこと」についてお伝えします。
初めに、結論からお伝えすると、上達するためには、「トレードを飽きずに続ける」ことが欠かせません。
あなたは、トレードが楽しいと感じますか?エキサイティングだと思いますか?どうでしょうか?
楽しいと思うことも必要ですが、「楽しくやろう」という気持ちだけでは長続きはしません。
儲かる資産運用とは退屈なもの
なぜなら、儲かる資産運用とは本質的に「退屈」なものだからです。
「ポジションを作り、放置している」という状況が手数料もかからず、運用者にとっては一番理想的と言えるからですね。
頻繁に売買すれば、手数料も多くかかりますし、時間も消費することになります。資産運用の理想は、手数料を抑え、時間の経過によって資産が増えていくことなのです。儲かる資産運用は退屈なものなんですね。
しかし、多くの人は、「売買をすること」が大好きで、売買に新しさを求めています。その結果一つの知識を深く掘り下げることをしていません。
典型的なパターンで言えば、少し上手くいかないだけで新しい方法を探そうとする・・・学ぶ先生や師匠を変える・・・
何か教材や書籍を買ってその方法を試してみても、それが上手くいかないと他の方法を試す・・・という考えです。そんな浮気をしていると知識の厚みが増えていかないのです。
知識を「横」に広げても意味がない
僕は、どんな悪い教材であったとしても、自分が働いて得たお金を払って買ったのであれば、真剣に学ぶべきだと考えています。
そこから得られるものは必ずありますし、すぐに価値がないと考えるのは、無意味な手法探しに繋がるからです。
また、有料だから無料だからと、情報を区別することもよくありません。無料の情報であっても、そこから何かを学ぶことはできます。
つまり、学ぶスタンスが重要ということで、知識を学ぶ上では、「横」に知識を広げるのではなく、「下」に掘り下げなければ厚みが増していきません。
例えば、原油を売買するのであれば、原油取引について知らないことは無いというレベルまで掘り下げることで、他のトレーダーと差をつけることができるでしょう。また、資源国通貨をメインに売買するのであれば、資源国について掘り下げたり、資源国に関するニッチなデータを集めたり、他のトレーダーがカバーしきれていない知識を身につけることです。
それが知識を掘り下げるということで、積み重ねていくと大きな武器になります。
反対に「あらゆるマーケットで勝つテクニカル手法を探す!」なんて視点で横に移動をしていれば、いつまで経っても上達していかないことになります。横に移動し続けて、結果が出せていない人が、本当に多いと感じます。
確かに「早く結果を出したい」という気持ちはわかります。その気持は全てのトレーダーに共通する認識でしょう。
しかし、トレードはすぐに結果なんて出るものではないのです。なぜなら相手はプロで、そのプロとお金をやり取りしているわけですから。簡単であるはずがない。
知識を掘り下げて積みさねていかなければ、勝ち続けることはできないのです。
楽しさはどこにあるか?
では、トレードは楽しくないのでしょうか?売買自体は面白いものではありませんし、楽しい時よりも辛い時の方が多いでしょう。
しかし、相場は本当に奥が深く、いくら研究しても終わりが無いものです。
なので、経済や金融に関して勉強することや、ニッチなデータの研究、コモディティの特性、国の特性について勉強をすることはとても楽しいことだと思いますし、どんな事業をしていても役に立つことだと思います。
結果を出すことばかり意識していでも、欲や恐れが大きくなるばかりで、上達していきません。
飽きずに、深堀りし、知識を積み重ねることがが結果を出す為の近道です。
上達する為に、信念を持って、飽きずに続けていきましょう!
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