トレードで勝ち続ける為には、心のブレに対処し、一貫性のあるトレードを続けることが必要不可欠です。
ポジションを保有していると様々な考えや疑問、「これでいいのかな?」が頭に浮かんできます。
「ここでエントリーしてよかったのかな?」
「損切りの位置はここでは浅すぎるかな?」
「なにかいつもと違う気がするから、決済しようかな?」
「あまり利食いが伸びない気がするから、早く利食いをしようかな?」
ポジションの保有中にチャートを見続けていると、このように様々な考えがトレード中に浮かんできます。
そしてこのような考えが、トレードに悪影響を及ぼします。
大体の場合、トレード中にひらめいたことは、最初に立てたトレードプランよりも劣っている場合が多いです。
なぜならエントリーの前に考えたトレードプランは、感情に影響されずに立てたプランになりますが、ポジションを保有しているときに考えたトレードプランはお金が絡んできますので、感情の変化に影響されたトレードプランである可能性が高いからです。
最初のトレードのプランでは、「損切り幅以上の利食いをするぞ!」と決めていたのに、「勢いがない気がするから早く利食いをしようかな?」ということを繰り返していてはいませんか?
これがまさに一貫性の無いトレードであり、トレードで勝てない根本的な原因でもあります。
一貫性のあるトレードを続けていくには、最初に立てたトレードプランに従うことはもちろんですが、あまりモニターを見続けないことも大切です。
トレードに一生懸命で、「早くトレード技術を向上させたい」と思っている真面目な人ほど、チャートにのめり込み、感情に影響されたトレードになってしまいがちです。
ポジションの保有中には、「最初に立てたトレードプランに従う」ということを意識してみると良いでしょう。