トレードの難しさとして感じるのが、トレードの不確実性です。
トレードは、何が正解で、何が間違っているという線引きが極めて曖昧で良くわかりません。
トレードで勝てるようになったとして、それが自分の実力であったのか、まぐれであったのかの判断はどのようにすれば良いのでしょうか?
トレードのまぐれを分かりやすく解説する為に、ジャンケン大会を例に出して話をします。
例えば100万人で勝ち抜きのジャンケン大会を行って優勝した人は、あまりにも連勝が続いているので、「うひょー!俺はジャンケンの天才かもしれない!」と勘違いしてしまうかもしれません。
ジャンケン大会ですので、優勝した人も才能ではなく明らかにまぐれです。
そしてこれはトレードにも当てはまります。
FXの人口が百万人いれば、「連戦連勝のメチャメチャついている人」「安定的についている人」も必ず数人は出てくるでしょう。
このような現象がトレードでは常に起こり得る為、勝てるようになったのが実力であったのか、まぐれであったかの判断が非常に難しいのです。
異常に連勝が続いていたら、誰でも実力を勘違いしてしまうでしょう。
最近はあまりないですが一時期FXが流行った頃には、「主婦でも1年で1億円を稼げる!」といった題名の本がパッと出ては、すぐに消えていきました。
まぐれで、自分の実力を勘違いしてしまうのはとても危険ですね。
とはいえ、どこかでは「トレードで勝てる!」という確信を持たなければ、継続的に利益を上げていくことはできませんので、その判断はとても難しいところです。
トレードは不確実の塊ですので、このあたりは自分なりの基準や、信念に従って判断するしかないでしょう。
皆さんはトレードの不確実性についてどのように考えているでしょうか?
おはようございます。
いつもブログ拝見しています。
私は3か月連続で勝ち続けられたら自分の持ってる優位性について信じてもいいと思います。
つっちんさんは何年ぐらい検証とかされて実弾投入されますか?
FXや株で継続的に利益を上げる為に必要な知識や経験は、物理的にも心理的にもより確実性の得られる数理的な分析手法とはあまり関係がないので、何年も勝ち続けていても相場に対する不確実性の心理的解消が得られないのだと思います。
相場で勝つためには、マクロ経済学や金融工学を用いた高度な分析なんかは必要ないですよね(金融で働くプロのクオンツはこういった分析を用いて利益を上げてることもありますが、勝つための絶対条件ではありません)。
私も専業トレーダーとして長く生活していますが、必要なのは資金管理やルールの徹底、相場観といったごくごく基本的なものだと感じます。
したがって、不確実性をより感じないのは、数理的な分析を用いて利益を上げている方ではないかなーと考えています。
なかなか個人投資家で統計や確立を用いてFXやってる方もいないと思いますが。
たぶん、トレードの不確実性を感じてる人はその場のひらめきや、思いつき、瞬発力で売買してる部類の人だと思います。
ただ、天才トレーダーも中にはいるかもしれないので、トレードの不確実性を感じてる人が必ずしも損をしてるとは限らないですけどね。
メンタル論を連発しまくってる人は、たぶん相当、相場のストレスにさらされてる状況だと思います。
なんか、見ててかわいそうです。
ちゃんと検証しましょうね^^
ディーラー志望さん
はじめまして。
おっしゃる通りです。
私の場合は統計学や確率論は詳しくありませんので、自分の信念がたよりです。
トレードで勝ち続けている人は、自分なりの信念というのを強く持っていると感じます。
「自信=実力」みたいなところがあるかもしれません。