複利と取引枚数の増やし方

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今日は取引枚数の増やし方と複利運用について解説したいと思います。

どの段階でレバレッジを引き上げていくかは、トレーダーの考え方により様々ですが、考えられるタイミングは以下の①~④のタイミングになると思います。
 

① 口座開設と同時に高いレバレッジでトレード。

② 負けを取り戻そうと、高いレバレッジでトレード

③ 少し利益が出た段階ですぐにレバレッジを上げる。

④ 利益を積み上げながら、レバレッジを段階的に上げていく。

①~③は初心者がやってしまいがちな、典型的な失敗のタイミングですね。

ちなみに僕は、初心者時代に①~③の失敗を全てやっています。(笑)
 
複利効果を狙って資金を増やしていく訳ですから、④番の「利益を積み上げながら、レバレッジを段階的に上げていく。」のが最も好ましいタイミングであると言えると思います。

 

「複利で運用する」とは、ご存知だとは思いますが、積み上がった利益を利用して更に大きな利回りを狙っていくことです。
 

単利運用と複利運用の違いについて

 
例えば単利で100万円を金利20%で20年運用した場合は、単純計算で20年後に100万円が500万円に増えます。
 
それとは違い、得た利益を利用して複利で運用していくと、元金の100万円は20年後には3833万円にもなります。
 
これが単利と複利の差です。
 
ですがその計算上すんなりと、複利で資金を回していけるか?というとそういう訳ではありません。
 
レバレッジを上げていく段階のどこかで、運用する金額がプレッシャーとなるからです。
 
毎月トレードで100万円の利益を計上し続けるのと、1000万円の利益を計上し続けるのとでは、プレッシャーによりトレードの難易度が全く異なります。
 
 
ですのである程度の金額の利益を上げて満足できると感じたら、あまり無理をしてポジションサイズを上げていかないことが大切です。
 
でですね、「実際にどうやって複利運用していけばいいの?」ということなんですが、実は取引枚数を増やすタイミングを気にする必要は全くありません。
 
 
資金管理ポジションサイジングの動画を見ていただければわかりますが、資金量に対して%ベースでポジションを持っていれば、自然とポジションサイズは大きくなっていくからです。
 
結論を言えばレバレッジは一定で、資金量に対してポジションサイズを上げていくということですね。
 
よく寄せられる相談で、「トレード資金が30万円しかありません」といった相談が寄せられますが、コツコツやっていけば資金は雪だるま式に増えていきます。
 
臨時収入などの、資金を追加して運用していくこともできますので、実力さえついてしまえば加速度的に資金は増えるということですね。

 

資金が少ない場合や、資金の大半を失ってしまった場合でも、あまり悲観的になる必要はありません。
 
焦らずにコツコツとやっていきましょう。

 

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ABOUT US
Tatsuya Tsukada
1988年、山梨県生まれ。株式会社JOE代表取締役。 僕は資産運用のプロです。メルマガの読者は1万5000人を越え、現在はトレードをする傍ら、複数の会社を経営しています。 2012年よりブログを開始。トレードスクールの運営を行い3000名を越える受講生がいます。また24fitnessサイボディの創業者として経営に携わっています。