どうも、塚田です。第2回目は「最適な取引市場とは?」についてです。
トレードで利益を得ようと思ったら、まずは取引する市場(商品)を選ばなければなりません。
取引する市場は、為替でも、オプションでもなんでもいいんですが、いくつかの抑えておかなければならない条件があります。
まず一つ目の条件は「高い流動性」があるということです。
※高い流動性とは、取引量が多く、いつでも、建玉や決済を行える状態のことです。
ポジションをいつでも好きな時に決済できることが、取引する上での絶対の条件です。
為替市場は取引市場の中では最大の流動性を誇っていますので、この条件は満たしていますね。
次のポイントは「24時間市場が開いているか?」ということです。
ポジションをいつでも好きな時に決済できることが、取引する上での絶対の条件ですので、この条件も外せません。
しかし、24時間市場が開いていていつでもトレードができることは、無駄なポジションを持つことにも繋がります。
24時間取引できるのはメリットである反面、場合によってはデメリットともなるのです。
最後のポイントは、「取引コストが安いか?」です。
短期トレードの場合、スプレッドや、スリッページなどの取引コストが占める割合が大きくなっています。
1トレード毎のコストが大きくなりすぎる市場は、短期売買には向いていません。
株式なんかは、かなり手数料が高いですよね。
為替市場で取引する最大のメリットは高いレバレッジ、24時間取引、取引コストが低い点です。
トレードを一つの市場に限定する必要はありませんが、あまりあれもこれもといろいろな市場に手を出すのはお勧めできないです。
市場を分散させすぎると資金効率が低下しますし、あまりに多くの市場を取り扱うとトレード中の迷いにも繋がるからです。
市場を分散させすぎると資金効率が低下しますし、あまりに多くの市場を取り扱うとトレード中の迷いにも繋がるからです。
以下が市場の主要な時間割ですので参考にして下さい。
ウェリントン市場 5:00~13:00
シドニー市場 8:00~15:00
東京市場 9:00~15:00
仲値 9:55
上海市場 10:30~16:00
香港・ハンセン市場 11:00~17:00
バーレーン市場 14:00~22:00
東京オプションカット 15:00
フランクフルト市場 15:00~23:30
パリ市場 15:00~23:30
ロシア市場 15:30~22:45
ロンドン市場 16:00~0:30
ニューヨーク市場 22:30~5:00
ニューヨークオプションカット 23:00
ロンドンフィキシング 0:00
この時間割りは、サマータイムの時間ですので、冬時間の場合はこの時間に1時間足します。
※サマータイムは3月の第二日曜から11月の第一日曜までです。
※サマータイムは3月の第二日曜から11月の第一日曜までです。
この「FXを始める前に必ず知っておきたいことシリーズ」では基礎中の基礎である用語の解説などは省いています。
もしわからない用語がありましたら、インターネット検索で調べてくださいね。
ですが記事中に登場する用語が分からない場合は、トレードで利益を上げる以前の問題で、圧倒的な知識不足である可能性が高いです。
個人的におすすめの書籍をいくつか紹介しておきますので、知識不足を補って下さい。(どの本も割と高いですが)
・投資苑
・先物市場のテクニカル分析
・高勝率トレード学のススメ
・続・高勝率トレード学のススメ
・システムトレード基本と原則
・ラリーウィリアムズの短期売買法
・ラリーウィリアムズの相場で儲ける法
・タープ博士のポジションサイジング入門
必読書籍に、あえて優先順位をつけるとどのような順番になりますでしょうか?
初心者の方でも理解しやすく、総合的な知識を高められるのはこのあたりだと思います。
・投資苑
・高勝率トレード学のススメ
・続高勝率トレード学のススメ
・システムトレード基本と原則
・タープ博士のポジションサイジング入門
メンタル的な書籍は抜かしてありますが、ブログで紹介した本もどれも良い本ばかりですので一読をオススメします。