こんにちは、塚田です。
今回は「FXを始める前に知っておきたかったこと」についてお伝えしていきます。
すでにトレードをしている人も必見の内容ですので、是非最後まで読んでトレード学習に役立ててください。
本を読んでも勝てるようになる訳では無い
FXを始める前に知っておきたかったことの一つ目は「本を読んでも勝てる訳では無い」ということです。
投資、トレード関連の書籍は、意外と高額な書籍も多いですよね?
中には1万円以上するものも多数ありますが、値段が高い本を買えば、嫌でも期待することになります。
「よっしゃこれで勝てる!」と胸に期待を膨らませ、本を買ったのは、誰しも経験があることでしょう。(僕も、初心者時代には、片っ端から本を読んだものです)
しかし、実際、トレード本を読んで、その方法をそのまま真似したとしても十中八九勝てるようにはなりません。
そもそも、万人が確実に勝つ手法などこの世に存在しないので、当たり前と言えば当たり前なのですが、初心者は「高い本を買えば勝てる」と考えてしまいがちです。しかし、残念ながら、本を読んだだけでは、トレードで勝てるようにはなりません。
僕自身もパンローリングから出版されている主要な本は一通り読みましたが、最近でも繰り返し読んでいる本となると皆無に近いです。
また、本に書いてあるテクニックで、実際の売買で採用しているものも非常に僅かです。
もちろん、学びは確実にありますので、読んだ方がいいか、読まない方がいいか、といったら確実に読んだ方がいいと言えます。
初心者は特に「すぐに勝てる系の本」に食いついてしまうと思いますが、それは近道に見えて、実は遠回りになってしまうので気をつける必要があります。
今オススメするとしたら、下のような地味な本を読んどけって言いますね。
「こんなつまらない本読むの?」とガッカリすると思うかもしれませんが、本来トレードの学習で大切なのは、地味で他の人が嫌がることをコツコツと学んでいくことが上達の近道です。
誰でも簡単にできてしまうなら、その方法はすぐにマーケットに吸収され、機能しなくなるからですね。
練習すれば勝てる、という類いのものではない
次に、FXを始める前に知っておきたかったことは「練習すれば勝てる」という幻想です。
スポーツでも、勉強でも、何においても、反復練習って大事じゃないですか?
しかし、トレードに限っては、反復練習をしたところで上達しない可能性もあるのです。
「練習しても上達しない?そんなことがあるのか?」と、多くの初心者には衝撃的で理解しがたいものではないかと思います。
どこのwebサイトでも、「検証ツールで練習しろ」と言われていることもあり、こうした誤解が生まれています。
ですが、練習して上手くなると思ったら大間違い。練習で上手くなってもそれだけで勝てるようにはなりません。
トレードの学習で本当に必要なのは、視野が広がること、すなわちブレークスルーが必要なのです。
多くのサイトでは反復練習の大切さを、しつように勧めていますが、チャートと睨めっこして、いくら反復練習しても勝てるようにはなりません。
それが、トレードが難しい部分でもあり、奥深い点でもあります。
地味でつまらない知識や、誰も手を出していないような独自のアプローチを追求することが重要になるのです。
反復練習には殆ど意味が無いと気づくことは、初心者にとって必要なブレークスルーの一つと言えるでしょう。
FXの勉強は意味が無い?本当に意味のある勉強方法を教えます。
金利は超重要
次に、知っておきたかったことは「金利の重要性」についです。
「金利?そんなもの見る必要があるの?」と本気で思っていた時期がありました。
しかし、今では金利見なくてはトレードをすることができません。
金利というのは、金融市場における「炭鉱のカナリア」的存在であり、マーケットの変化を最も早く知らせてくれる存在です。
最低でも米金利(国債の利回り)は見る必要がありますし、加えて各国の金利、スプレッドなどをウォッチして売買に活かせば、トレードの視野が大きく広がることになるでしょう。
楽して勝てない
そして、最後に、FXを始めたばかりの自分にも教えてあげたい言葉ナンバーワンは、「楽して勝てないよ」ということです。
そもそもトレードを始めた動機が、「楽して稼ぎたい」だったので仕方が無いと言えば仕方がありませんが、多くのトレーダーは皆、「楽して稼げる」と思って参加してくることでしょう。
そうした期待を全て裏切られ、洗礼を浴び、資金を巻き上げられることになるのです。
初めに知っていれば、調子に乗っていきなり全資金を投入することも無くなるではないでしょうか。
「FXで勝てない仕組み」を徹底解説!勝ち組を目指すなら必見。
まとめ
以上が、FXを始める前に知っておきたかったことです。
始める前に知っていれば損失を減らしたり、上達を早くすることができると思いますので参考にしてみてくださいね。