FX初心者必見!FXのやり方と負けないための6つのポイントを紹介!

FXは、少ない元手で大きなお金を動かせる代表的な投資方法の一つです。

しかし、FXは一瞬にして大きな損失を負ってしまうリスクもあるので、投資を始める際にはやり方や注意点をしっかりと理解しておくことが非常に重要です。

そこで今回は、FXのやり方を4つのステップに分けて分かりやすく解説します。

FX初心者の方も、FXの始め方や最低限の知識が簡単に身につきますので、ぜひ最後までご覧ください。

FXのやり方①初心者FXを始める前に用意するもの

FXを始める前には、まず以下の3点を用意しておきましょう。

  • PCやスマホ
  • FX会社の口座
  • 証拠金

FXを始めるには、インターネット環境とFX会社の口座と最初に入金する証拠金が必要です。

それぞれ具体的に解説します。

PCやスマホ

FXはインターネット環境が必要です。

24時間取引が行われているFXは、オンラインで取引しなければなりません。

自分で値動きやチャートをリアルタイムで確認して、注文や決済を行います。

そのためインターネット環境を用意して、パソコンやスマホで取引します。

なお、以前はパソコンの前に張り付いて取引をするのが基本でしたが、最近はスマホのアプリが非常に使いやすくなっているので、スマホで取引するスタイルが一般的になっています。

FX会社の口座

FXを始めるには、FX会社の口座も用意しなければなりません。

口座は無料で何社でも作成できますが、最初は使いやすそうな会社の口座を作成すればよいでしょう。

なお、FX会社の口座作成にかかる時間は会社によって異なり、即日で作成してくれるところもあれば、2週間程度の時間がかかるところもあります。

すぐにFXを始めたい場合には、即日で作成できるFX会社を選択しましょう。

証拠金

FXを始めるには、証拠金をFX会社へ入金しなければなりません。

日本のFX会社ではレバレッジは25倍まで認められているので、1万円の証拠金を入金すれば25万円分までの取引ができます。

最小取引ロットはFX会社によって異なりますが、平均的には5万円程度の証拠金があれば、ほとんどの会社でFXを始められます。

最初のうちは損失が生じる場合が多いですが、FXは経験から学んでいくことも多いです。

そのため、最初は失っても痛くない程度の金額を証拠金として入金することをおすすめします。

FXのやり方②FX会社に口座を開設する

FXを始めるために必要なものを用意したら、次はFX会社に口座を解説しましょう。

口座開設に必要なものやFX会社の選び方などについて詳しく解説します。

用意するもの

FX口座を解説する際に最初に用意しなければならない書類は、本人確認書類とマイナンバーです。

本人確認書類とマイナンバー確認書類として認められる書類は、以下の通りです。

本人確認書類 マイナンバー
運転免許証各種健康保険証又は共済組合員証パスポート各種福祉手帳(顔写真付き)特別永住者証明書印鑑登録証明書住民票の写し又は住民票記載事項証明書 マイナンバーカードマイナンバー通知カードマイナンバー付住民票マイナンバー付住民票記載事項証明書

なお本人確認書類記載の住所と現住所が異なる場合は、口座開設ができないので注意しましょう。

口座開設の流れ

FX口座は以下の流れで簡単に作成できます。

  1. FX会社を選択する
  2. 申し込みフォームに必要事項を入力する
  3. 本人確認書類・マイナンバー確認書類を提出
  4. 口座開設完了
  5. 入金
  6. 取引開始

FX会社の中には、口座開設まで最短5分程度で完了するところもあります。

必要書類さえ手元に用意しておけば口座開設はとても簡単ですので、あらかじめ必要書類を用意した上で申し込みを行いましょう。

証拠金はいくら入金すべき?

FXを始める際には、証拠金を入金しなければなりません。

FXは25倍までレバレッジをかけられるので、1ドル110円の場合、米ドル/円を取引する場合の必要な証拠金は、通貨単位ごとに以下のようになります。

通貨単位 必要証拠金
1通貨 4.4円
10通貨 44円
100通貨 440円
1,000通貨 4,400円
10,000通貨 44,0000円
100,000通貨 440,000円

一般的なFX業者は1,000〜10,000通貨から取引できます。

そのため、5,000〜50,000円程度の証拠金があればFXを始められるでしょう。

また業者の中には1通貨から取引できるところもあるので、そのような業者へ口座開設した場合には5円程度から取引を開始することもできます。

FX会社を選ぶ4つのポイント

FX会社は非常に種類が多いので「どの会社に口座を作成したらよいか分からない」という人も多いのではないでしょうか?

そのような方は、以下の4つのポイントを押さえて口座を作ることをおすすめします。

  • いくらから取引できるか
  • スプレッドはどのくらいか
  • 取引ツールは使いやすいか
  • 通貨ペアは多いか

FX会社を選択する際に重要な4つのポイントについて詳しく見ていきましょう。

いくらから取引できるか

FX業者によって取引できる最低限の通貨単位は大きく異なります。

1ドル110円の場合、1通貨から取引できる業者であれば4.4円の証拠金から取引できますが、10万通貨から取引できない業者では44万円もの証拠金がないと取引できません。

最初のうちは少ない証拠金で取引の経験を重ねることが重要ですので、1万円未満の証拠金で取引できる業者を選択することをおすすめします。

スプレッドはどのくらいか

スプレッドとは、売値と買値の差を意味します。

例えば買値が110円で売値が111円の場合、1円以上値上がりしなければ利益は出せません。

一方買値が110円で売値が110.1円の場合、0.1円以上値上がりすれば利益を出せるようになります。

つまり、スプレッドが狭い業者の方がトレーダーは利益を出しやすくなるのです。

より確実に利益を出すためには、スプレッドの狭い業者を選択しましょう。

なお、同じ業者でも通貨ペアによってスプレッドは異なります。

したがって、まずは自分が取引したい通貨ペアを決めて、その通貨ペアのスプレッドが狭い業者を選択するのがおすすめです。

取引ツールは使いやすいか

取引ツールの使いやすさも重要です。

特に最近はアプリで取引する人も増えています。

アプリの使いやすさなどを口コミなどで調べて、使いやすいFX業者を選択しましょう。

アプリは以下のようなポイントを確認するのがよいでしょう。

  • 注文しやすい
  • チャート画面が見やすい
  • アプリ内で情報収集できる
  •  通知機能がある

これらのポイントをクリアーしているアプリを提供しているFX業者を選択した方がよいでしょう。

通貨ペアは多いか

通貨ペアの種類の数も、FX業者を選択する上で重要なポイントです。

取引できる通貨ペアの数が多いほど、利益のチャンスが多いことを意味します。

また短期的に利益を狙うのではなく、スワップポイントを狙う長期投資などの方法でも利益を目指すことができます。

しかし、最初から複数の通貨ペアや先進国通貨へ投資を行うことはおすすめできません。

経験が不足しているうちでは、どの通貨に手を出すべきか分かりづらいからです。

そのため、自分が投資をしたい通貨ペアを1〜3つ決めて、それらの通貨ペアが揃っているFX業者を選択するとよいでしょう。

FXのやり方③FXの注文方法|「新規」と「決済」

A Electric bulletin board at the business town in Yaezu Tokyo at night. Chuo district Yaezu Tokyo Japan – 11.10.2020 : Translation on neonboard text Japanese Kanji charactor.

FXのやり方で最も重要と言っても過言ではないのが、「新規」と「決済」の概念を理解することです。

FXでは、「通貨を買って売却する」または「通貨を売って購入する」流れで取引を行います。

FXは「買い」からポジションを持つだけでなく、「売り」からもポジションを持つことができます。

なお、ポジションを持つことを「新規」と言います。

そして「買った通貨を売却する」もしくは「売った通貨を購入する」というようにポジションを手放すことを「決済」と言います。

FXは「新規」の後に「決済」を行うことによって、1回の取引が完結することを理解しておきましょう。

また、次のような概念も重要ですので覚えておきましょう。

  • 発注:「買い」または「売り」の注文を出すこと
  • 新規注文:ポジションを建てるために注文すること
  • 約定:注文が確定すること
  • ポジション:保有中の通貨ペア。約定後に決済が終わっていない状態
  • 決済注文:ポジションを閉じる注文

FXのやり方④初心者でもFXで負けないための6つのポイント

FXのやり方で最後に押さえておきたいのが、「取引のポイント」です。

FXにおいて「必ず勝てる方法」は存在しません。

しかし、以下のポイントを念頭に置いて取引を行えば、損失を最小限に抑えられるので、結果的に利益を出せる可能性を高められます。

  • 基本的な分析方法を理解する
  • 取引スタイルを決めて守る
  • 勝ちや負けの要因を検証する
  • 深追いはせずにルール通りに損切りする
  • クロス円で取引する
  • 感情で取引せずにルールで取引する

実際にFXを取引する前に押さえておきたい6つのポイントについて詳しく見ていきましょう。

基本的な分析方法を理解する

基本的な分析方法は、頭に入れておきましょう。

チャートの動きで将来的な値動きを予測するチャートパターンはいくつかありますが、基本的なチャートパターンを覚えておけば「この後上昇するのか」「下落するのか」「継続なのか」という予測を立てられます。

基本的な分析方法を頭に入れておけば、FXで利益を出しやすくなり、さらに勉強するためのモチベーションになるでしょう。

取引スタイルを決めて守る

最初に自分の取引スタイルを決めて、その取引スタイルにしたがって取引を継続していく方法もあります。

例えば「毎日終業後の21時から23時の間だけ取引する」「2日以内に必ずポジションを決済する」「損失が〇〇%に到達したら損切りする」などが挙げられます。

このようなルールを決めることで、損失の拡大を防ぐことができ、利益も出しやすくなります。

最初のうちは「自分にはどんなトレードスタイルが合っているのか」を探り、ある程度ルールが確立してきたら、ルール通りの取引スタイルを守るようにしましょう。

勝ちや負けの要因を検証する

買った場合も負けた場合も、その要因を必ず検証するようにしてください。

例えば、買いポジションを保有している通貨ペアが急に上昇した場合には、利益を出せます。

しかし、「運よく値上がりしたからラッキーだった」で終わらせてはなりません。

インターネットなどで「なぜ急に値上がりしたのか」を調べれば、すぐにその理由を検証できます。

買った場合も負けた場合も、このような検証を続けていけば、「勝敗の要因」を蓄積できます。

検証の蓄積によって、将来的に値動きの予測ができるようになりますので、必ず勝ち負けの要因を確かめるようにしてください。

深追いはせずにルール通りに損切りする

FX取引では、必ずと言っていいほど保有しているポジションが損失を出すケースがあります。

この場合どうしても「もう少し保有していれば損失がストップしてプラスに転じるのではないか」という心理が働くものです。

しかし、このような深追いはかえって損失を拡大するだけになるリスクもあります。

またFXはレバレッジがある分、一瞬にして損失が拡大して証拠金を失うリスクがあります。

そのため「損失が〇〇%になったら損切りして決済する」という損切りルールを決めておき、必ずルール通りに損切りするようにしてください。

クロス円で取引する

最初のうちはクロス円で取引するようにしましょう。

クロス円とは、「米ドル/円」「ユーロ/円」など、通貨ペアの一方が日本円になっている通貨ペアを意味します。

双方が海外通貨の通貨ペアの場合には、それぞれの国の状況を把握していないと値動きを予測できませんが、クロス円では相手国の情報さえ理解していれば、値動きを予測することができます。

このようにクロス円の方が予測のハードルが低いため、最初はクロス円の通貨ペアを選択しましょう。

感情で取引せずにルールで取引する

FXは感情を排して取引することが非常に重要です。

「まだ損失を確定させたくない」「もう少し待っていれば上がるかもしれない」「今夜はもう少しトレードしていたい気分」など、感情で取引する行為は非常にリスキーです。

「損失(利益)が〇〇%が出たら決済する」「〇〇時までしかトレードしない」「ポジションは〇〇日以上保有しない」など、取引に関するルールをあらかじめ決めておき、そのルール通りに取引を行いましょう。

ルールを無視した感情によるトレードは絶対にしないようにしてください。

FX初心者のよくある質問

FXの初心者の方からよくある質問をご紹介します。

国内FXと海外FXの違いとは?

国内FXと海外FXの違いの最も大きな違いは、レバレッジです。

国内FXは法律によってレバレッジが25倍までと決まっていますが、海外FXは1,000倍以上のところもあり、ハイリスクハイリターンで取引できます。

また取引形態も異なります。

国内のほとんどのFX会社では、DD方式というトレーダーがFX業者と取引する仕組みを採用しています。

そのため、顧客が損をすればFX業者の利益になり、顧客が利益を出せばFX業者が損をするようになっています。

そのため利益を出しているユーザーの約定が成立しにくかったり、スキャルピングが禁止されていたりする業者も多く存在します。

一方、海外FX業者の多くはNDD方式を採用しており、FX業者を顧客の注文をインターバンク市場へ流すだけの仲介役になっています。

顧客と業者が対立関係にあるわけではないので、DD方式のように注文が成立しないことはありません。

ただし、NDD方式ではFX業者の収益は顧客の注文に対する手数料となっているので、DD方式と比較してスプレッドが広くなっています。

高校生や大学生でもFXの取引はできる?

FX業者によって口座開設できる年齢は異なりますが、業者によっては18歳から口座開設できます。

このような業者では、高校生でも18歳になっていれば取引できる可能性があります。

また大学生の場合には、年齢条件さえ満たしていれば取引できます。

仮想通貨FXって何?やり方は?

仮想通貨FXとは、仮想通貨にレバレッジをかけて取引することです。

仮想通貨FXを取り扱っている仮想通貨取引所に口座を開設すれば、取引できます。

仮想通貨は法定通貨よりも値動きが激しいので、通常のFXよりもハイリスクハイリターンの取引ができます。

主婦でもFXで稼げますか?

主婦でも基礎知識をしっかりと理解し、経験を重ねればFXで稼げます。

FXで儲けている主婦が書いているブログなどもあるので、時間があれば勉強してみるのがよいでしょう。

FXの利益や損失は確定申告が必要ですか?

FXの取引で得られた利益やスワップポイントは、「雑所得」として確定申告しなければなりません。

株や投資信託のように利益を源泉徴収するわけではないので、FXで得られた利益は必ず自分で確定申告しましょう。

まとめ

FXのやり方は口座を作成して、入金するだけですので非常に簡単です。

また最小取引数量が少ないFX業者へ口座を作成すれば、数千円程度の証拠金で取引できます。

最初のうちは損をしても経験を重ねることで、負けないトレーダーになれるでしょう。

失ってもいい程度の証拠金に留めて入金して、FXを始めてみてはいかがでしょうか。

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ABOUT US
Tatsuya Tsukada
1988年、山梨県生まれ。株式会社JOE代表取締役。 僕は資産運用のプロです。メルマガの読者は1万5000人を越え、現在はトレードをする傍ら、複数の会社を経営しています。 2012年よりブログを開始。トレードスクールの運営を行い3000名を越える受講生がいます。また24fitnessサイボディの創業者として経営に携わっています。