こんにちは、塚田です。
今日は、「お金がなくても気にする必要はない理由」について話をします。
「お金が無いと日々不安に感じる」「苦痛、不安」と感じることはありませんか?
多くの人はお金が無いことで苦痛と感じてしまうかもしれませんが、なぜこのような苦痛が生じるのでしょうか?
客観的に見れば、日本人であるだけで、世界と比較すれば、間違いなく裕福な方に分類されます。
しかし、なぜお金が無いと思ってしまうのか?なぜお金が無いと苦痛に感じるのでしょうか?
お金が無いと苦痛に感じる理由
それは、比較対象が、世界ではなく「周りと比べている」ということが一番の理由でもあります。
誰がどんなものを持っているとか、誰がどんな生活をしているとか。
最近ではSNSを通して煌びやかな世界がいつでも目に入るようになりました。
その代償として、周りと比べる機会が増え、価値の評価基準が、自分から他人に移っています。
そしてもう一つの理由は、そもそも「お金持ちの定義がずれている」ということがあります。
よく、老後の話でも「老後は3000万円必要」というような話もありますが、それって、「いったい何年後の話ですか?」ということです。
仮に30年後が老後だとして、その時の円の価値がどうなっているかも分からなければ、30年後の社会保障制度がどうなっているかもわからないわけです。
そんな中で、社会保障制度を信頼し、貯金をたくさん貯めていたとしても、それで本当のお金持ちと言えるのでしょうか?
本当のお金持ちの定義とは?
平均的なサラリーマンが本気で貯金をしても、1億円を貯めることは容易なことではありません。
そして、仮に必死で1億円貯めたとしても、それで本当にお金持ちであるとは言えないのです。
なぜなら、今後数十年で何があるか分からないからです。
突然世界経済が破綻して貨幣価値が無くなることも十分考えられます。
なので、本当のお金持ちとは、物や現金をいくら持っているということではありません。
キャッシュではなく、普遍的な価値を持つスキルや経験、ビジネス等の資産を保有することです。
ビジネスオーナーになることや、ゼロからでも稼ぐ知識やスキルを身に着けておくことなどが最もリスクヘッジになります。
なので仮に貯金がたくさんあったとしても、こういった普遍的な資産が無い場合は、危機感を持った方が良いと言えるでしょう。
経済危機で通貨システムがリセットされるかもしれませんし、不動産を所有していても、賃料収入が爆下げになることは十分考えられます。
もちろん現金があることは、選択肢を広げる上で重要なので「無いよりはあった方がいい」のは間違いありませんが、「今の貯金の金額」はそこまで重要ではないのです。
なので、あなたに特別なスキルや経験があれば、お金が無くても気にすることなどありませんし、それで悩むことなどありません。
日本人であるだけで十分裕福ですから。
なので、通帳の金額を気にしたり、とにかく貯金を貯めようという思考をやめることです。
生活を維持するだけでのある程度蓄えは必要でしょうが「今いくら持っている」という狭い考えを捨てることが大切です。
貯金に捉われるのではなくて、本当の資産である、経験やスキルを身に着けることに投資をしていきましょう。