トレードのキモ、複数時間軸と資金管理

今日はトレードのキモである、複数時間軸でのトレードと資金管理について質問が寄せられましたので、シェアしたいと思います。

まずは、複数時間軸のトレードについて。
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例えば、4時間足ではダウ理論的に上昇中で、
押し目をつけてきている局面だったりした場合、
1時間足ではダウ理論でしっかり下落トレンドを
描いていることがあると思います。
 
 
この局面で、5分足でトレードしようとすると…
 
「果たしてトレンド方向はどっち??」と迷うのです。
 
 
バカげたことかも知れないのですが、
この話を教えてくれた方に話したところ
 
 
「結局のところ、5分には5分の、1時間には1時間の秩序があって、
ただそれに従うだけのこと、従わないから皆負けるんだよ」
 
 
という返事が返ってきたのですが、
初心者の私には理解することができませんでした。
 
 
ダウ理論についてもそうなのですが、
時間足を切り替えると不安になることがあります。
 
 
「1時間では下落トレンドだけど、
4時間だと全然ダウ理論否定になっていないな・・・」という感じです。
 
このような状況はどのように判断すれば良いのでしょうか?
 
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このような状況の場合は、どちらかというと長期の時間足のトレンド方向に従うべきだと思います。
 
相場の法則では、長期の時間軸の流れの方が優先されるからですね。

 

ただこの知人の方が言っている、「1時間には1時間の、4時間には4時間の秩序がある」というのも確かなことです。
トレンドは各時間軸ごとに発生しているからです。

 

例えば4時間足が上昇トレンドであったとしても、1時間足レベルでは下降トレンドで、重要なサポートレベルに価格があるとしましょう。
 
この場合は、4時間足では下降トレンドですが、1時間足のシナリオでは上昇していくことが考えれるわけです。
 
ですので、「1時間足の秩序に沿って、短期では買いをしかけていく」ということも考えることができます。
 
これが「時間軸ごとに秩序がある」つまり時間軸ごとにトレンドが発生しているということですね。
 
ただ、そもそも全ての時間軸で、ちぐはぐな値動きになっているときは、レンジ相場になっている状況も多く「トレードをしない」という考え方も大切です。
 
長期の時間軸がちぐはぐな値動きはしているときは、短期の時間軸も乱高下でレンジの相場展開となりやすいからです。
 
次は資金管理、ポジションサイジングについての質問です。
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資金管理の動画を観て、資金管理が大切だということが理解できました。
本当にど素人質問で申し訳ないのですが、まず損切りを計算してから取引枚数を算出となっていますが、「損切りを計算する」のその計算とはどういうことなのでしょうか?
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「損切りを計算する」とは、「損切りまでの幅を計算する」ということです。
 
損切りの幅は相場のボラティリティによって毎回変化しますので、それに合わせてポジションサイズを調整していくことになります。
 
例えば直近の高値安値に損切りを置いたとして、そこまでの幅が5Pipsのときもあれば、15Pipsのときもありますよね?
 
この時に同じポジションサイズでトレードをしてしまうと、リスクが一定になりません。
 
ですので、損切りをおこなったときに失う金額が一定になるように、ポジションサイズを調整していきます。
 
これが資金管理、ポジションサイジングの基本的な考え方になります。 
 
 
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ABOUT US
Tatsuya Tsukada
1988年、山梨県生まれ。株式会社JOE代表取締役。 僕は資産運用のプロです。メルマガの読者は1万5000人を越え、現在はトレードをする傍ら、複数の会社を経営しています。 2012年よりブログを開始。トレードスクールの運営を行い3000名を越える受講生がいます。また24fitnessサイボディの創業者として経営に携わっています。