トレーリングストップの極意。ブレークイーブンにいつするか?

どうも、塚田です。

今日はこんな質問にお答えします。

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含み益になったらすぐに損切りラインを建値に移動するのですが、
その場合すぐに伸びて、利益が拡大する場合と、
すぐに建値に戻ってきてクローズになる場合があります。

建値に戻ってきてクローズした後に、
イメージどおり上昇して大きな利益を逃す場合も多いです。

また逆に損切りラインを動かさない場合は、
損切りまで待っていたら、含み損がストレスになったり、
また損切りになる確率も多いです。

建値にあわててあげるよりも
じっくり損切りラインまで待ったほうがいいのでしょうか?


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塚田さんはエントリーの際、損切を決めると思いますが、
その後含み益となった場合に損切ラインを切り上げ
「建値」に決済注文を行うことはありますか?

いわゆる「同値撤退」をするのかどうかということです。

今現在、損小利小のスタンス(損益利率は1:1を目標に置いてます)
で先ずはトレードに慣れ、待つ精神を養う様心がけていますが、
HPやメルマガでも塚田さんが仰るように含み益になると損が怖くなり、
早めの利確(指値目標まで待てない若しくは同値にOCOを入れる)をやってしまいます。

損が出ない同値決済は金銭的な負担・精神的な負担が無いので、
割と気軽に入れてしまうのですが、プロの視点で考察するとどうなのでしょうか?
 
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ストップの移動は一長一短といったところで、
良い面もありますし、悪い面もあります。
ですので、その長所と短所を
しっかりと理解していないと中々上手くいきません。

トレーリングの長所は、
ある程度利益が伸びたところで損切りを建値まで移動することにより、
損失を限定しながら利益を最大化できる点ですね。

強いトレンド局面ほど利益が伸びていくので大きな利益になります。

反対にトレーリングの短所は、
適切なポイントで損切りを移動していかないと、
損切りを連発してしまうことですね。
むやみやたらに、トレールしてしまいますと、
建値で決済を連発することになり勝率が低下してしまいます。

これはあくまでも私の方法ですが、
ダウ理論によって、ストップを切り上げていく方法があります。

ブレークイーブン

高値更新で、ストップを一つ上に移動。

また高値更新で、ストップを一つ上に移動していきます。
この方法であれば、トレンドの定義が崩れるまでは、
ポジションを持ち続けることができます。
実際にここまで綺麗にハマることは少ないですが、
こういうトレードが10回中、1回か2回ぐらいあればかなりの利益が残ります。

損切りビンボーにならないように、工夫してみてください。
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ABOUT US
Tatsuya Tsukada
1988年、山梨県生まれ。株式会社JOE代表取締役。 僕は資産運用のプロです。メルマガの読者は1万5000人を越え、現在はトレードをする傍ら、複数の会社を経営しています。 2012年よりブログを開始。トレードスクールの運営を行い3000名を越える受講生がいます。また24fitnessサイボディの創業者として経営に携わっています。