どうも、塚田です。
今日は、重要な経済指標発表時の対応についてです。
・経済指標は避けるべきなのか?
・いつ手仕舞いをするべきなのか?
・指標発表後の対応は?
私は、基本的には重要な経済指標発表時にはトレードは避けるようにしています。
経済指標発表時はイレギュラー的な動きになりますし、
指標発表ならではのリスクが色々と発生するからです。
ですので、指標発表前にトレードをしていても、
発表前には全てのポジションをクローズするようにしています。
もちろん、全ての経済指標を避けるのではなく、重要度が高いものだけです。
雇用統計とかFOMCなどの経済指標は、
どう考えても市場へのインパクトが大きいので避けるようにしています。
どの経済指標がどれぐらいの反応があるのかは、
市場予測との乖離や、市場への織り込まれ具合によって変化するので、
実際に発表されるまでは分りません。
ただ、基本的には米国の重要な経済指標は、
全ての通貨ペアの動きに影響を与えると考えてよいと思います。
これは米ドルが基軸通貨になっているからです。
米国以外の経済指標の重要度はあまり高くはありませんが、
自国の経済指標であれば、関係する通貨ペアは割と動きますので注意が必要です。
消費者物価指数などは結構動きますからね。
普段とは違うイレギュラー的な動きが想定される場合は、
短期売買のポジションは全て手仕舞いをするのが無難だと思います。
ただこれが4時間足や日足レベルでのスイングトレードになってくると、
話は変わってきます。
長期の時間足にもなると指標の値動きも吸収してしまうので、
指標をスルーしてしまっても問題が無くなります。
トレードを行う時間軸によって対応も変えなければならないでしょう。
そして、「指標発表何分前に手仕舞いするべきなのか?」ということですが、
その時の気分で手仕舞いをすると、
「損失が出ていると時は持ち越してみよう」というような考えになってしまい、
そのままズルズル持ち越してしまう可能性が高くなります。
ですので、「指標発表の15分前には決済する」というように、
時間で決済するルールを決めてしまった方が迷いが少ないと思っています。
これは損失、利益に関わらずです。
そして、指標発表後の持ち直しですが、
発表後に発表前とあまり変わらない価格水準であった場合は、
再びポジションを持ち直すようにしています。
発表後にかなり変動してしまった場合は一旦仕切り直します。
過剰に指標発表を避けすぎても、
今後は機会損失にもなってしまいますからバランスが大切ですね。
今回お話した指標発表時のスタンスは、
あくまでも私の考えですので正解はありません。
大切なのは自分なりのルールを決めて、それに従うことが大切です。
まあ、しっかりと記録をつけていけば統計も出せると思いますので、
統計を出して、それに従うのが一番迷いが無いかなぁと思います。
参考にしてくださいね!