こんにちは、塚田です。今日は、トレーダーなら誰もがハマる「落とし穴」についてお伝えしたいと思います。
目標の達成を焦るがあまり「周りが見えなくなってしまう」という、恐ろしい現象を理解して、最短で勝ち組を目指しましょう。
今すぐ利益を出せるようになりたいと思ってはいませんか?
資産運用を行っている人は皆「お金を稼ごう」と思って参入していると思います。
このブログを読んでいるあなたも、資産運用で月の収入をアップしたい、資産運用を生活の柱にしたいと考えていることだと思います。そうですよね?
しかし、早く結果を出したいと思うほど、現実が見えなくなることがよくあります。
かつての僕そうでしたが、「今すぐに勝てるようになりたい!」という気持ちが先走ると根拠のない理論でも信じたくなってしまいます。
初心者時代に何度もこの落とし穴にハマり、抜け出すことができませんでした。
例えば、ワラにもすがるような気持ちで、10万円以上する教材を買ったり、「誰かが使える」と言ったトレード手法を、根拠もなく信じて売買をしていました。
当時は「高いお金を出して学べば、なんとかなる!」そのぐらいFXをナメていました。全く自分の頭で考えていなかったんですね。
しかし、いくら学習にお金を使っても上達することはなく、「お金を使って学ぶ→お金を失う→お金を使って学ぶ」という負のスパイラルにハマることになりました。
この期間は資金が減るだけなので本当に辛かった・・・だから僕と同じような間違いを繰り返さないでほしいと思います。
冷静になるための3つの質問
懸命に学んでいるときほど、一度冷静になって、自分のトレードについて考える時間を作ってみてください。
あなたは、他の人がやっていて「なんとなく良さそう」な方法を、何も考えずに真似して実践してはいませんか?
「その方法でなぜ利益が出るのか?」と聞かれた際に明確に根拠を説明できますか?
あなたのアプローチ方法は10年後も同じ考え方で、プロがいるマーケットで変わらず通じると思いますか?
「高いお金を払って学べばなんとかなる」と思ってはいませんか?
この質問を自分に投げかけて、自分自身の売買戦略に納得できるかどうかを考えてみてください。納得できないのであれば、かなりマズイです。
誰かが良いと言ったものを、安易に信じるな
自分のトレードの方法を「信じる」というのは、長く資産運用を続けていく上では絶対にかかせません。
なので、「誰かがよい」と言ったからそれに従うのではなく、何事も自分の頭で考え、納得した上で使っていく必要があります。
例えば、僕が教えているトレードのスキルも、確かな根拠があるものをベースにしていますが、それも盲目的に信じていたら、少し上手くいかなくなっただけで信じることができなくなってしまうでしょう。
なので、何事も自分の頭で考えて、納得することが必要になります。
難しいことが嫌いならトレーダーは向いていない
そして、もう一つお伝えしたいのは、「難しいと感じるものから逃げないでください」ということです。
あなたは、難しい理論や考え方に苦手意識はありませんか?
例えば、金融政策、金利差、相関、地政学リスク、このようなワードに少しでもアレルギー反応がある場合は要注意ですね。
なぜ「難しい」と感じるものを避けてはいけないか、というと、その理由は単純で、難しいものを避けるということは、必然的に大衆と同じサイドに回ることになるからです。
多くの大衆トレーダー、初心者の多くは、難しいことや、めんどうな作業を嫌います。つまり、簡単に言えば、「楽をしたい、考えたくない」という思考です。
インジケーターなどの、黒か白かハッキリしている分かりやすいものが大好きな場合は、特に要注意ですね。
これぐらいの戦略で勝てるでしょ?は危険信号
「これぐらいの戦略で勝てるでしょ?」と考えているうちは絶対に結果は出せません。相場で稼ぐのは甘くは無いからです。
そういう意味で言えば、巷に溢れているトレード本に書いてある手法や、youtubeのトレード手法がそのまま使えることは、ありえません。誰がやっても100%の再現性があって、確実に勝てるようなものは絶対にないからですね。
難しいと感じるものでも、避けるのではなく、とことん向き合っていく必要があります。
楽そうなもの、簡単なそうなものは、近道に見えても、多くの場合ゴールにたどり着かない間違った近道です。
何事も自分の頭で考えて、一見遠回りに見える道を選択してみてください。
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